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オーディオ好きの友人。今さら20数万円の古い高級カセットデッキを買ってしまう。

若い時にはお金がなく買えなかったけれど、
経済的余裕が出来たことで、昔、欲しかったものを
買い求めることを、リベンジ消費と呼ぶんだそうです。

人によって、リベンジ消費の対象は、
違うと思います。

あなたにとってリベンジ消費するモノは何でしょうか。

同年代の友人。
若い時はオーディオ好きで、
独身時代は、自分が気に入ったメーカーの
アンプ、スピーカー、レコードプレイヤーなどを
組み合わせて、使っていました。

結婚を機に、引っ越しも多かったことから、
次第に整理し、ずっとコンパクトな
ミニコンポを使っていたそうです。

ところが、お子さんが独立し、
部屋もあいたところから、
次第に昔のオーディオ熱が復活。

コンポから再び、アンプ、スピーカー、
レコードプレイヤーを買い求めたそう。

聞くのは、レコードとCDが主だったのですが、
今年に入ってどうしても欲しくなったものが。

それは、カセットデッキ。
そう、カセットテープの録音再生が
出来るオーディオ機器です。

以前は、持っていて、FM放送を録音したり、
レコード、CDをダビングしたりしていたのですが、
故障してしまい、そのままになっていたと言います。

ところが、ある中古オーディオショップのサイトで、
ナカミチのドラゴンを見て、突発的に買ってしまったそうです。

20数万円。

ナカミチは、オーディオメーカで、ドラゴンは、
カセットデッキの中でもフラッグシップ、名機と
呼ばれた製品。

1982年から1994年まで製造販売されていました。

その販売時期が友人(自分もだが)がオーディオに
のめり込んでいた時期に重なり、欲しくてたまらなかった
機種であったのですが、当時26万円ほどしたので、
とても買えなかったそう。

ただ秋葉原のお店に行って、何度も何度も
試聴を重ねたとのこと。

それほど欲しかったドラゴン。
今、中古品として、ショップやネットの
オークションなどに販売、出展されています。

驚いたことに、その値段は、程度にもよりますが、
販売していた当時の価格とほぼ変わらず。
さらにはプレミアム価格が着いているモノもあるんですね。

こうして手に入れたドラゴンですが、
別のデッキで録音したメタルテープを
何度か再生しただけで、新たな録音は
行っていないそう。

その音の良さには、満足しているのですが、
頻繁に聞くことはせず1週間に1~2時間ほど
しか使っていないそう。

けれど、その姿を眺めるだけでも満足しているので、
購入したことを全く後悔はしていないそう。

長年、使い続けた高級オーディオを買い取ってもらったり、
処分、整理する人がいる一方で、買い求める人もいる。

いや、面白いですね。

自分もオーディオ製品に限らず、
リベンジ消費したいものがあるんですが、
ちょっと自制した方がよさそうです。


昭和哀愁AVオーディオ型録




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