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アポロ11号の宇宙飛行士バズ・アルドリン。「ロケットは情熱と誇りで飛んでいる」。映画「宇宙兄弟」

「宇宙兄弟」という漫画をご存じでしょうか?

雑誌「モーニング」に連載されています。
この春から、日曜日の朝、アニメ番組として放送。
さらに現在、実写版の映画が公開されています。

原作、漫画「宇宙兄弟」
http://morningmanga.com/lineup/31
アニメ、「宇宙兄弟」
http://www.ytv.co.jp/uchukyodai/
映画「宇宙兄弟」(公開2012年5月5日~)
http://www.spacebrothers-movie.com/index.html
Yahoo!の宇宙兄弟特集
http://uchu.yahoo.co.jp/

遅ればせながら、2012年5月20日、映画を見に行きました。

原作は、まだ連載途中で、結末が見えていないのですが、
映画は、独自に原作より先のラストまで到達していました。

ここから先は、内容に触れますので、
ご覧になっていない方はご注意下さいませ。

「宇宙兄弟」は、小さいころにUFOを見て、
宇宙が好きになり、二人で宇宙飛行士になる
という約束をした兄弟が、実際にその道を目指すという内容。

約束の19年後、弟の南波日々人(ヒビト)は、
その夢をかなえ、約束通り宇宙飛行士となり、月に行く寸前。

一方、兄、南波六太(ムッタ)は、車のデザイナーをしていたものの、
弟のことを上司に馬鹿にされ、頭突きで、怪我を負わせたため
クビになり無職。
丁度、JAXAが募集していた宇宙飛行士選抜試験を
受けることになるのです。

二人が子どもだった2006年、カセットテープを使った生録をしていたり、
日々人が月に旅立ち、兄が選抜試験を受けている2025年、
現在、発売されているキングジムのテキスト作成機「ポメラ」(らしきもの)が
使われていたり、他にもいろいろと、個人的に興味深く、
言及したいディテールがあります。

それはさておき、この映画は、月並みな言い方をすれば、
見終わった時、勇気と希望を与えてくれ、
爽やかな気分にさせてくれる感動作です。

その中で自分が最も心動かされたのは、
日々人の乗ったロケットの打ち上げを、
打ち上げ現場から随分離れた、
小型無人ロケット時代の発射管制塔だった場所の上から、
六太(ムッタ)が眺める場面。

そこに共にいたのは、バズ・アルドリン本人です。

皆さん、ご存じですか?

そう初めて人類が月面着陸したアポロ11号の乗組員の一人で、
ニール・アームストロング船長の後、人類で2番目に、
月に降り立った人物です。

アニメ映画「トイ・ストーリー」の中のバズ・ライトイヤーの
名前の由来となったことでも知られています。

彼が、出演して、本人役を演じているのです。

すでに約束を達成し、宇宙にいくことになった弟を前に、
まだその約束を果たせず、選抜試験の行方も危うい兄・六太が、
複雑な気持ちであることをバズに告げます。

それに対し、バズは、
「ロケットを打ち上げる動力がなんだか知っているか?」
と問いかけるのです。

バズは、宇宙飛行士をはじめ、プロジェクトに携わる様々なスタッフ、
そしてそれを見守っている人達の情熱と誇りだ
とムッタに語るのでした。

二人の兄弟、そしてバズ、さらにあげれば、
最終選考6人の中に残った最年長54歳の福田直人に、
夢を、決して最後まであきらめないという情熱を
教わった気がします。

あなたの小さい時の夢は何でしたか?
今の自分は、なりたかった未来の自分ですか?



「」
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nikitoki

現在、アニメ「宇宙兄弟」は、読売テレビ、日本テレビ系列で土曜日夕方午後5時30分から放送中。
http://www.ytv.co.jp/uchukyodai/
2014年3月15日、フジテレビ系列で映画「宇宙兄弟」が放映されました。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/140315premium/

by nikitoki (2014-03-16 22:50) 

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