脂肪肝に1日30分強の運動が有効。体重減らなくても。筑波大学の研究グループが発表。

同年代の男性の知人がいます。

見た目はメタボ体型には
ほど遠いやせ形。

健康上、何の問題もないと思っていたところ、
医師から、脂肪肝の疑いありと伝えられ、
再検査したところ、やっぱり脂肪肝だったそう。

言い渡されたのは、食生活と運動すること。
言われてみれば、通勤で、多少は歩くものの、
それ以外はほとんど歩かず、特段、運動もして
いなかったそう。
毎日、通勤とは別にウォーキングを続けたところ、
翌年、脂肪肝ではなくなったそうです。

筑波大学の研究グループが、2015年4月3日、脂肪肝に関する研究発表を行いました。

「中高強度の身体活動量は、非アルコール性脂肪性肝疾患の
肝病態を改善させる」という内容です。

2015年4月3日
《体重が減らなくても運動で肝脂肪が減る～中高強度の身体活動量は
非アルコール性脂肪性肝疾患の肝病態を体重減少とは独立に改善させる》
https://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201504031400.html

なんだか内容は難しいのですが、
1日30分強、汗がにじむほどの運動（早歩きなど）を続けると、
体重が減らなくても、脂肪肝の症状が改善される
ということのようです。

脂肪肝には、食事の内容、量がかなり重要なようですが、
それに加え、やはり運動でカロリーを消費することも、
大切なようです。

自分も、毎日1時間のウォーキングを目標にし、
続けていますが、長年続けていると、惰性で
とろとろと時間だけ稼ぐ歩き方になってしまいがち。

上の研究結果でも、汗ばむ程度の運動強度は必要なよう。

ダラダラ歩きにならぬよう、スピードをあげて、
強度を高めるように気をつけます。

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