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令和元年の神田祭、無事終了。地方出身の近所の人の故郷の祭りは消滅危機。

令和元年の神田祭が終わりました。
(正確には神田明神内ではまだ行事がある)

氏子で、お金は出していますが、
体力的な問題、家族のこともあり、
町内のお祭には参加できていません。

一時は、町内の人が減り、
かつ高齢化を迎え、町の御神輿を
担ぐ人が足らず危機を迎えました。

けれど、10年ほど前から、閉鎖した問屋の跡にマンションが次々と
建てられ、小さな子どもを持つ夫婦が
入居し、人口が増え、それに伴い、担ぎ手も
増えて、祭りは継続しています。

知合いのマンションの新住民の一人も、
町会そしてお祭の活動に熱心な一人。

子ども神輿の指導、お旅所の運営など、
祭りの数ヶ月前から、時間を割いて、
行なっています。

その人は、地方の出身。
地元には、毎年、お盆とお正月に
帰省しています。

地元では神社のお祭が、
春と秋に長年開催されていました。

ところが、町内から人口がどんどん減り、
残っているのは、その知人の両親を含め、
高齢者ばかり。

なので、町内だけで春夏のお祭の運営が
出来なくなりました。
しばらくは、町外から祭りの時だけ、
助っ人を借りてしのいでいたのですが、
それも厳しい状況に。

そこで町会を3つ束ねて、一つにし、
それでようやく祭を行なうことにしたそう。

それでも春秋は厳しく、結局、
春は休止になったそう。
さらに今後は、秋を隔年にするか、
出身の人たちが帰省しやすいお盆にするか、
いっそ、休止にするかという話になっているとのこと。

過疎高齢化が進む地方では、
お祭を維持するのが、大変になっており、
実際、無くなっているお祭も多いみたいですね。

お祭が消えるのは、その土地の歴史、
文化が消えること。
なんとか残して欲しいものですが……。





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