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お母さんが隠した預金通帳。家の中のあちこちから。宝探し状態で疲れた三姉妹。

昔、家の中に物を隠し、
それが見つからなかったら
賞金をもらえるという
テレビ番組がありました。

一軒家の中に隠す所はこんなにも
あるのかと驚きながら、見ていました。

知人から、話を聞いた時に、
真っ先に思い浮かんだのは、
このテレビ番組です。

知人は、


三姉妹。

それぞれ結婚し、子どももいます。

お父さんはすでに亡くなり、
商売をしていた実家には、
お母さん一人。

店はお父さんが亡くなってしばらくして、
閉めているのですけれど、このほど、
お母さんは、ある施設に入ることに。

そこで、この実家を処分し、
その売却費用を新しい施設の入居費用、
さらに今後の月々の費用にあてることに。

で、三姉妹そろって、家を片付けることに
したのですが、これが大変。

一度、店を閉めた時に、在庫を整理したはずですが、
それがまだ残っており、さらに店の備品などもそのまま。

まずはそこから整理することに。

続いては、住居の部分。
そこにもう50年以上住み続けているので、
その間にたまったものがびっしり。

そして何より、三姉妹が嘆いたのは、
商売をしていたので、つきあいで、
郵便局、銀行、信用組合、生命保険各社など、
いろいろと入っていたこと。

お父さんの時は、お母さんが一人で、
相続の手続きをしたので、問題は
なかったのですが、今回は、病気の
お母さんに頼れない。

やむなく、家の中、あちこちを探すことに。

店のレジやその周囲。
台所の食器棚の引き出し、
仏壇、金庫、箪笥の引き出しの中などなど。

思い当たるところは探し、さらに口座を開いていそうな、
また契約していそうな、銀行、生命保険会社、
証券会社など、手当たり次第に連絡。

そうしたら、なんと銀行、信用組合だけで、
10以上の口座を持っていたそう。

すべて、お付き合いで作ったものですが、
千円とかそれくらいの額ではなく、
結構な額のお金が入っていたとのことです。

そうそう、通帳類は、まとまった場所になく、
分散しておかれていた、いや隠されていたそう。

一カ所に集めておくと、泥棒に入られたら
全部とられると思っていたのでしょうか。

その言葉通り、あちこちに分散して
隠していたのでしょうね。

三姉妹は、そんなことを小さい頃、
聞いた覚えがあると。
探している間は、昔、伊丹十三の
映画「マルサの女」の気持ちだったとも。

今回、自分が苦労したので、子どもには、
そうした思いをさせたくないと、
ちゃんとすべてノート、手帳に書いて、
それを子どもに教えておくと強く思ったとのこと。

そうした準備は大切ですね。





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