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朝日新聞の投稿欄で祖母と同じ戒めを見つける。「欲しい物ではなく必要な物を買え」

2021年11月16日の
朝日新聞のテレビ番組などに
ついての投稿欄「はがき通信」。

千葉市の69歳の主夫の方が、このブログでもご紹介した、
NHK総合で放送中の
「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」
の感想を書かれていました。
《ほっこり人生》と見出し(タイトル)がついています。
悲壮感がなく、ほっこり人生と記されています。

《引っ越しの家財は自転車1台の積み荷で完了。
その姿に、「欲しい物ではなく、必要な物を買いなさい」
と私に言った無く母の言葉を思い出し、心に染みた》と。

いやー、この投稿主のお母様が語った言葉。
わが家でもまた離れて暮らしていた祖母も、
全く同じ事をことある毎に話していましたね。

小さい頃、もらう小遣いは、必要な物は、
親が買ってくれるので、好きなもの、
欲しい物を買いますよね。

なので、欲しい物で小遣いを使い果たしても
問題は起こらない。

ところが、小学校の高学年くらいから、
文房具などは、自分で買うようにと
いうことになりました。

これまで欲しい物を目一杯使っていた身としては、
すぐには切り替えられない。
やっぱり先に欲しい物でお金を使い果たして
しまうんですよね。

で、学校で使う鉛筆やら、
消しゴムを買うお金が無くなってしまう。

仕方なく、そのお金をねだりに行くのですが、
その時に言われるのが、この言葉。

「先に必要な物を買ってから、欲しい物を買え」

まさにその通り。

大きくなってから、家計を全部自分で行うようになって、
この言葉が身に染みることも。

やっぱり欲しいもの、好きなものが先に目に入り、
先にそこにお金をつぎこんでしまうんですよね。

小さい頃に口を酸っぱくして言われたことが、
ちっとも身についていないですね。

進歩がないなー。

今頃、お金の使い方にはうるさかった
祖母などは、草葉の陰から、
あきれ果てているんだそうなー。

お金の稼ぎ方も大事だけれど、
それ以上に使い方が重要だなー。

「何にどう使うか、金の使い方にその人間が出る」
とも祖母は話していたなー。


やってはいけないお金の使い方

2021年11月19日追記
多くの人がこの言葉を知り、広がっているので、
この言葉の出典を探りました。
名言ナビなどでは、古代ローマの政治家で
「大カトー」と呼ばれる
マルクス・ポルキウス・カトー・ケンソリウスの言葉であると。
驚きです。
祖母は、おそらく耳学問もしくは、
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などで
この言葉を知ったのでしょうね。
日本では誰が広めたのかなー。

キケロー選集〈9〉哲学II―大カトー・老年について ラエリウス友情について 義務について



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