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続けることの難しさ。江戸時代から続く老舗の閉店に思う。

先日、長年、利用してきたお店からの挨拶状が来ていました。
毎年、年末に今年一年の愛顧に対する礼と、
引き続き、来年もよろしくとの内容の封書が届くので、
それかと思ったら、違っていました。

2012年1月に閉店。
売り尽くしセールを行うので、そのお知らせと長年の利用に対する礼でした。

そのお店は、江戸時代から続く老舗で、
現在のご主人は、八代目。

これまでいろいろと努力して、
家業の売上げを伸ばそうと工夫したのだけれど、
ついに力尽きたようです。

明治維新、関東大震災、太平洋戦争
という大きな荒波を乗り越えてきた企業が、
この平成の波を越えられなかったということですね。

商売の世界では、お上や誰かが助けてくれるという訳ではないので、
自らの創意工夫で、克服するしかありません。
けれど一方で、懸命に努力しても、時の流れという時勢もありますね。

我が家の場合、江戸時代からではありませんが、
明治時代から続く家業がありましたが、
早くから、親は、家業を継がなくていいと話していました。

そのおかげで、自由に進路を選択できて、
非常に良かったと思う半面、老舗の跡を取る
後継者の人達は、どれくらい窮屈で、
プレッシャーを感じているのだろうかとも感じました。

八代目は、2012年1月、店を閉めた後、
残務を整理し、精算に入るよう。
まだ年齢も若いので、今後、もう一花も二花も
咲かせてほしいものです。







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