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梅ジャム、健在。消えた駄菓子屋さん。一緒に食べた幼なじみは今。

梅ジャムってご存じですか?

まさにその名の通り、梅のジャムですけれど、
スーパーにうっているような上品なものではなく、
真っ赤で強烈な酸味のある小さな袋入りの駄菓子です。

その梅ジャムを作り続けている高林博文さんの記事が、
朝日新聞に出ていました。

高林さんの梅ジャム作りは、
以前、テレビ番組でも見た覚えがあります。

荒川区の東尾久の自宅兼作業場で、
今でも毎朝1釜、80キロほどを作っていらっしゃるよう。

現在、81歳の高林さん。
乾物屋の隅にあったつぶれ梅で作り始めたのは、昭和22年、
16歳の頃、そこから今年で65年なんですね。

全盛期には、奥さんと二人で、袋に詰めて、
朝から晩まで作り続けたとのこと。
(今は、お一人で作っていらっしゃるみたいですね)

最近は、少子化、子どもの味の好みも変わったのか、
数はそんなに出ないようです。
また菓子問屋、駄菓子屋も少なくなり、
現在の取引先は、大手ディスカウントショップとか。

二人の息子さんは、どちらも会社員で
跡を継いでいらっしゃらないので、
梅ジャムは、博文さんの代で終わりのようです。

昔、自分が梅ジャムを買っていた町内の
駄菓子屋も今はなく、隣町のお店もなくなっています。

梅ジャムを見たのは、錦糸町の菓子問屋さんかなー。

薄い(小麦粉の)せんべいに、酸っぱい梅ジャム
というのが、定番だったなー。
今でも10円なんですね。

《梅の花本舗」》、梅ジャムを紹介したサイト
http://www.city.arakawa.tokyo.jp/unet/issue/0806/index.html
動画
http://www.dailymotion.com/video/x906w7_yyyy-yyyy-yyyyyy_people#.UMw6UuSP6So

昔は、小学校から帰ったら、(また下校途中)、
校庭や、公園など野外で遊んで、駄菓子屋さんに
立ち寄って、好きなものを食べて、またそこで、
しゃべって遊んで、家に帰るという毎日でしたね。

外で友達と一緒に身体を動かしていたから、
あの梅ジャムが美味しかったんでしょうね。

一緒に梅ジャムを食べていた幼なじみ、友達。
どうしているんだろうなー?



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nikitoki

新聞各紙、ネット記事でも多数伝えられていますが、「梅ジャム」の製造が2017年12月20日で終了したそうです。高林博文さんが一人で作っていた「梅ジャム」。高林さんは87歳。体調悪化、販売不振さらに製造機械の老朽化などにより、70年の節目を機に店じまいを決めたとのこと。価格は昭和40年代に5円から値上げして最後まで1袋10円。「ソースせんべい」に塗って食べていましたね。高林さん。長い間、どうもありがとうございました。これからもお元気で。

by nikitoki (2018-01-26 14:38) 

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