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身の回りのものは処分。移った高齢者向け住宅で花作り。有馬稲子さん。

何度か、新聞のインタビューで、
女優の有馬稲子さんが、都内マンションから、
高齢者向け住宅に移られたことは知っていました。

先日、週刊誌の広告に有馬さんが登場。
現在の様子が語られていました。

5年ほど前、マンションから、高齢者向けマンションに引っ越した時に、
身の回りのものを潔く(いさぎよく)、処分されたそう。

《「もともと引揚者ですし、物には執着しないほう。
それに、一番大事なものは目に見えないもの。
年齢を重ねて、つくづくそう感じます」》

マンションに移ってから、
敷地内に日の当たらない殺風景な
中庭を見つけたとのこと。

有馬さんは、そこに花を咲かせようと、
一人で頑張っていたら、同好の士が集まり、
庭づくりがはじまり、いまでは四季折々の花が咲く
憩いの場所になったそうです。

有馬さんは、「植物を育てるというのは、
人間の究極の楽しみの一つですよね」
とおっしゃっています。

目に見えないものが大事という思い。
花を育てる楽しみ。

自分は有馬さんより随分下の年代ですが、
やはり年齢があがるにつれて、上の二つに
大きく共感するようになりました。

祖母は、若い時は、花、植物を育てることには、
興味が余りなかったのですが、
晩年に近づくにつれ、植物をとても愛するようになり、
いくつもの植物を育てていました。

毎日の手入れが、リズムとなること。
手入れをすれば応えてくれるという安心感。
なによりも美しい花、新芽、若葉が、
命を感じさせ、心を華やかにしてくれる。

そうした点に満足していたようです。

殺風景な仕事場に、一鉢、置くところから始めましょうかね。



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