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僧侶・庭園デザイナーの枡野俊明さん。。「而今(にこん)」と妄想(もうぞう)」。

僧侶で庭園デザイナーの枡野俊明さん。
ご存じでしょうか?

「禅が教えてくれる美しい人をつくる『所作』の基本」という本が、
去年だされ、23万部のベストセラーとなっています。
さらに今年になってから何冊か本を出されています。

その方のインタビューが、2013年7月15日、産経新聞で始まりました。

1回目で、私が個人的に感じ入ったキーフレーズは2つ。

1番目は、「而今(にこん)」。
これは、《「いつやるの? 今でしょ」》との現在、話題になっている言葉を
禅の世界でいうと「而今(にこん)」になるのだそう。

《今なすべきことに集中するというのは、禅の生き方そのもの。
「而今(にこん)」といいます。一瞬一瞬の積み重ねが、
一生をつくりあげていく》。

過去は取り戻せず、変えられないので、
《なぜ失敗したか原因を明らかにし、
同じような場面に出くわしたら間違いを
起こさないようにすればいい》とアドバイス。

禅の世界では、「今」を大切にするようです。
このブログでも何度もとりあげています。

2番目の言葉は、「妄想(もうぞう)」。

《起きてもいない先のことを、どうしようと不安に思うこともある。
「妄想(もうぞう)」といい、迷いが悩みを広げていく》。

続けて、
《だいたい悩むのは夜、闇は悩みを膨らますんじゃないでしょうか。
雑音がないので考えるに適していると思われるかもしれませんが、
脳がどんどん活発になり休めない。寝る1時間前には音楽を聴いたり
本を読んだり、座禅を組んだりして前頭葉を休ませる》
と具体的なアドバイスを。

祖母は、夜やお腹が減った時に、
悩み、つらいことを考えてはいけない
と言っていましたが、まさにそうですね。

祖母は、仏教に詳しかった訳ではないのですが、
耳学問で、お坊さん、上の人にいろいろと
教わっていたんでしょうね。

産経新聞、
《僧侶・庭園デザイナー 枡野俊明(60)(1)
2013.7.15 03:34 [話の肖像画]》
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130715/art13071503350001-n1.htm

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