SSブログ

自分史を書いた知人。奥さんに思い切り叱られる。

自分の人生を振り返り、
文章にし、本にして残す。

昔は、結構お金がかかりましたが、
最近は、自分で書く場合も、
またプロに書いてもらう場合も、
比較的リーズナブルな値段で出来るよう。

多くの人が自分史を作っているようです。

知人もそんな1人。
プロの人に



聞き取り、書いてもらうというサービスを
利用したそうです。

先日、それが完成。
家族はもちろん、親戚、
友人などに配布したそうです。

写真も入った本格的なもの。
読みやすいと配布先には好評だったそうです。

ところがその中で1人だけ、
厳しい意見をぶつけた人が。

それは奥さん。

「きれい事でウソばっかり」と。

具体的にどこが不満だったかというと、
いくつもあるけれど、子育て、家事について。

自分史では、最初のお子さんが生まれたとき、
奥さんを助けて、風呂、授乳など子育てに
とても熱心で、今でいうと「イクメン」だったように
書いているが、それはほとんどウソ。

気が向いた時に、数度、やったのみ。

また家の家事も風呂掃除、休日の洗濯、
部屋掃除などをしたように書いてあるが、
それもほとんど間違い。

一時期、ルールを決めたが、
1ヶ月もたたないうちにやらなくなり、
次第に気が向いた時にやるぐらいになり、
さらに、そこからしばらくすると、
何度も注意しないとやらないように。

ほかにもかなり話を盛り、いいことばかり書いている。

ギャンブルで借金をして、
奥さんの独身時代の貯金で
それで支払ったこと。

次女の出産の時には、前日飲み過ぎて、
ダウンし、立ち会えなかったこと。

そうした自分にとって
ダメな出来事は書いていない。
また何より、奥さんが家事、子育て、
マンション購入、資産形成にどれほど
貢献したのか、それがほぼ書いていない。

これが一番気に入らなかったとか。

書いた物がのちのち残って、
これが真実だと思われては困ると。

知人は、自分史ってその人のいいところを
書く物だからとか、お前も書けば(書いてもらえば)
いいだろうとか、言い訳したそうですが、
奥さんの機嫌は今も直っていないようです。

人ってものは、自分の人生を語る時に限らず、
言いたいことしか語らないもの。

一概に知人を責めるべきではないかもしれませんが、
一番の理解者で支持者である奥さんのことを
軽視したのは、非常にまずかったですね。




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。