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養子先から養母が亡くなり戻された伯母さん。こどもの日に母が思い出話。

5月5日、こどもの日ですね。

こどもの日は
「子供の人格を重んじ、その幸福をはかる日」
なんだそう。

テレビでこの日にちなみ、
日本の少子化の話題が
取り上げられていました。

それを見ながら、母は



昔は7人8人、子どもがいるのは当たり前
だったと話し出しました。

実際、母の兄弟姉妹は全部で7人。

しかし一方、子どもに恵まれない家庭も。

母の親戚にも子宝に恵まれない家庭が。
母の家が女の子が多いことに目を付け、
母の上の姉を養子にと申し出があったそう。

そのころ、珍しかった女学校にやる、
大切に育てるということで、祖父母は承諾。
岐阜から東京に伯母さんは移りました。

大切に育てられ、女学校にも入学。
ところが養母が亡くなってしまったのでした。

数年後、女学校を卒業した伯母さんは、
養父から、女親がおらずちゃんと面倒を
見られないし、約束通り女学校は出した
のだから実家に戻すと言われます。

実の両親(祖父母)も納得し、実家に戻ります。

ところが養父の家は伯母が去った後、
すぐに再婚。
再婚相手は、養父の愛人だった人で、
二人の間には男の子がいたんだそう。

正式に結婚をすることで、その男の子が
跡継ぎとなると。

昔は男の子が家を継ぐという意識が強く、
伯母より、血が直接つながった男のわが子に
跡を継がせたいと思ったのですね。

昔はこんなことがかなり頻繁にあったようです。

幸いなことに伯母は女学校時代に覚えた
タイピング能力で仕事をすることができ、
戦時中、中国で働きました。

結婚し、子どももでき、平凡ですが幸せな人生を
送っているのですが、よく両親や妹たちに、
あのまま養父の下にいたら人生どうなったのか
と話していたそう。

ところが養父は伯母が去った後、すぐに再婚。
再婚相手は、養父の愛人だった人で、
二人の間には男の子がいたんだそう。

正式に結婚をすることで、
その男の子が跡継ぎとなったそうです。

昔は男の子が家を継ぐという意識が強く、
伯母より、血が直接つながった
男のわが子に跡を継がせたい
と思ったのですね。

昔はこんなことが
かなり頻繁にあったようです。

幸いなことに伯母は女学校時代に覚えた
タイピング能力で仕事をすることができ、
戦時中、中国で働くこともできました。

終戦間際に帰国することができ、
その後、結婚し、子どももでき、
平凡ですが幸せな人生を送っているのですけれど、
よく両親や妹たちに、
「あのまま養父の下にいたら、人生どうなったか」
と話題にしていたそう。

おそらく実子が家に入り、伯母はうとんじられ、
今よりよい人生は送れなかったのではないか。
なので結論としては、実の親のもとに戻されて
良かったと。

伯母のこうした小さい頃の話は
知らなかったので、驚きました。

伯母は、「どんなことが起こっても、
人生悪いようには転ばない」とよく
話しています。

この言葉の裏にはこうした
波乱万丈の人生体験があったのか
と納得した次第です。

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