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酷暑の岐阜に住む親戚。アイスパンで暑さをしのぐ。地方の名物アイス。

「こんな暑い日、岐阜の従兄弟たちは、
アイスパン食べているんだろうなー」。

2019年8月6日、今日も暑かった東京。
35度を超えたようです。

例年、東京以上に暑いのが、
母の故郷である岐阜市。

今日は、最高気温35.5度だったみたいです。

先日、久しぶりに訪れた時は、
まだ梅雨だったので、
暑さを感じなかったのですが、
この頃のニュースで、岐阜の気温を
聞くだけで、たまらない気持ちになります。

そんな時、冒頭のように、
アイスパンのことを思い出すのです。

アイスパンとは、岐阜駅の南、
母の実家からほど近い場所にある
サカエパンの名物パンです。
(お店では「アイスクリームパン」としている)

文字通り、パンの間に生クリームならぬ、
アイスクリームがはさまれたものです。

サカエパンは、昭和の香りのする
1947年創業の老舗のパン屋さん。
(当初は卸。小売りを始めたのは
平成に入ってからだそう)

あんパン、クリームパンなどをはじめ、
カレーパン、焼きそばパンなどの
惣菜パンが多種類販売されています。
(菓子パンには「ちゃん」。
惣菜パンには「くん」とつけられている。)

そこに加わったのが、バニラアイス、
苺アイスなどをはさみ、冷凍ケースに
入れられて販売されるアイスクリームパンです。

はさんでいるパンは、コッペパン、食パンではなく、
クロワッサンというか、パイ生地のような
さくさくした生地。

こちらの三代目髙木芳継さんが開発したもので、
お店では「世界初」とうたっています。

最近では、日本でも東京はじめ
各地で売られています、
イタリアはシチリア名物の
「ブリオッシュ・コン・ジェラート」。

ブリオッシュにジェラートをはさんだもので、
おそらくこっちの方が古いと思うのですが……。
(アイスクリームとジェラートという差はあるが)

シチリアでは朝から、年配のおじさん達も
これをむしゃむしゃとほおばっています。

話がそれました。

岐阜の従兄弟やその子ども達(はとこ)は、
夏になるとこのアイスクリームパンで、
ひどい暑さをしのいでいるとのこと。

まだ若いはとこは、学生時代、岐阜駅から、
家までの間にこのサカエパンがあるので、
下校時に必ずこちらに立ち寄り、
アイスクリームパンを買い、食べながら、
帰っていたんだそう。

自分が学生の頃は、学校前の店で、
2つ棒がついた一体型のソーダキャンディーを
1つ買って、友達と分けて、なめながら帰っていたなー。

そういえば、大学時代、学校帰りのアイスの話に
なった時、地方によって、食べるアイスに違いが
あったことを思い出しました。

秋田では有名な、パパへらアイス。
これはおばさんが、露店販売しているアイス。

おばさんがへらを使って盛り付けてくれるので、
こんな名前がついているみたいです。

高知は、名物アイスがいくつもあって、
そのうちの1つが「おっぱいアイス」。

http://www.kubotaice-shop.jp/shop/item_detail?category_id=418743&item_id=1760594

中はミルクバニラ味のラクトアイスなんですけど、
それが、ゴムでできたおっぱい型のチューブに
入っているんですね。(高知に行ったときに食べた)

それを買ったら、店で先の飛び出た
乳首のような部分を店で切ってもらって、
そこから、チューチュー吸い出しながら
食べるんです。

まあよく似たものは、
他の地方、東京にもありますね。

ただ高知のは、まさにそのもの
ズバリのネーミングなんですよね。
(東京だとたまごアイス?)

そうそう高知で思い出した
別の名物アイスは、
メロン玉シャーベット。
(どちらも同じ久保田食品)
http://www.kubotaice-shop.jp/shop/item_detail?category_id=424763&item_id=1760555

中身はメロン味のシャーベット
(というかメロン風味のアイスクリン)。

これが、プラスティックで出来た
緑色のマスクメロンのような容器に
入っているんですね。

小さい時、高知に行ったときに
食べたことがありますが、
容器の色と形に騙されて(?)
本物のメロンシャーベットを
食べているような豊かな気持ちに
させてくれました。

高知では、街中で
アイスクリンを販売している
屋台がたくさん。

大きな開いたパラソルが目印で、
地元の人も観光客もよく買っています。

昔は、東京でも、自転車の後ろに
容器をのせ、旗を立てたおじさんが、
町内を回ってきたんですが、
いつの間にかいなくなりましたねー。
(何年か前、上野公園で見かけたことがある)

今のプレミアムな乳脂肪分が高く
コクがあって滑らかなアイスクリームと違い、
あっさりとした味で、ちょっとしゃりしゃりする食感。

年を取った今、濃厚なアイスより、
アイスクリンの方が口に合うかも知れません。

大阪だと、北極アイス
https://hokkyoku.jp/
が有名ですけれど、

大阪の祖母、姉たちが住んでいた所からは
遠かったので、日常は、地元(?)の
メーカーのアイスキャンディーを
食べていましたね。

なぜか店では、関西名物の「冷し飴」と
一緒に売っていて、アイスキャンディーと
セットで思い出します。

まだまだ地方にはそれぞれの名物の
アイスがあるんでしょうね。

昔のように旅して地元のアイスを
食べたいですね。






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