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売れない貸せない地方の実家を相続した知人が、やって良かったと力説することとは。

2020年4月28日、安倍総理は、衆議院予算委員会で、
新型コロナウイルスの経済への影響は、
1929年に始まった世界恐慌の時よりも
厳しい状況だと発言しました。

実際、個人、中小企業も、仕事が減り、
また失い、収入が減ったり、青息吐息。
大企業も信じられないくらいの悪い決算が
出ています。

これから先、さらに失業率も
高くなりそうで、経済はより
悪化するのではとの見通しも。

そんな中、10年ほど前に、
地方の実家を相続した知人が、
あの時、やっておいて良かった
と話すことが。

それは何かというと、太陽光発電。

住宅用のそれではなく、産業用の発電。

その土地は、もともと実家で、
古い建物と納屋、倉庫、広大な庭が。

ただ周囲に人家はなく、田んぼや
畑が広がっている場所。
人がほとんどいないので、売ったり
貸したりも出来ない土地なんだそうです。

そこでその土地をどうするか頭を悩ませたのですが、
そこにずっと残っていた同級生から、太陽光発電を
勧められたんだそう。

一般住宅の屋根の上に……
という住宅用ではなく、産業用のもの。
10KW以上の発電量をもつ設備を
備えなければならないとのこと。

住宅用は買い取りの単価は高いものの、
固定の買い取り期間は10年。
一方、産業用は買い取り期間は20年。

相続したお金を一部使い、太陽光発電設備を設置。
設置場所は日照時間が多い地域で、しかも
日当たりのよい場所だったので、事前の想定以上の
発電量で、固定資産税、また残っている実家の建物の
補修、維持費用をはるかに上回る、お金を稼ぎ出しているとのこと。

ただ発電に使う機器(パワーコンディショナーなど)は、
10年ほどで交換しないといけないらしく、一連の交換を
済ませたとのこと。

そうした費用もかかり、さらには台風による大雨、
地震などによる天変地異で、被害を受けることも
あるので、保険加入は必須。
これまでそうした被害はなかったので良かったとも。

ただその知人も、もし今、相続したなら、
同じく太陽光発電を始めるかはわからないと。
というのは、初期の設置費用は下がっているものの、
買い取り価格が下がっており、以前に比べ、収益を
あげにくくなっているからだそう。

なかなかうまくいきませんね。

○地方によっては、電力会社が送電線の容量が一杯
 として、接続を断る事例も。

○その知人と同じ町で実家を相続した同級生。
 アパート建設を勧められ建設。当初は入居者が
 いたものの、他に新しいアパート、マンションがたち
 入居者も激減。家賃も下げざるを得ず、経営は厳しいとのこと。

 実家の土地、建物をどう活用するかは、難しいですね。





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