SSブログ

台湾パイナップルと義理の叔父。

台湾のパイナップル。
丁度、今頃が旬で、一年の中でも
一番美味しい季節だそうです。

その台湾産のパイナップルが、
中国の輸入禁止措置で大変なことになっています。

中国向けだった台湾パイナップルが
大量に余ってしまったため、それを

救う動きが台湾内外で起こっているようです。

台湾パイナップルで思い出すのは、
父方の叔母の夫、すなわち
義理の叔父さんです。

自分が小さい頃、神戸の叔父さん宅を
訪れた時、台湾パイナップルを
振る舞ってくれました。

それまで缶詰のパイナップルが普通で、
生のパイナップルは数えるほどしか
食べたことはありませんでした。

そんな自分にまるまる1個、叔父さんが、
手際よく、さばいていって、提供して
くれたのですね。

甘さ、果汁の多さに加え、
香りの良さにも驚かされました。

叔父さん一家では、パイナップルは、
叔父さんだけではなく、同年代の
二人の従兄弟(どちらも男)も
包丁で見事にカッティングすることが
できるのでした。

なぜか。

それは、叔父さんが小さい頃、台湾で育ったから。
台湾(もしかしたら叔父さんの家庭だけ?)では、
パイナップルの切り分けは、男の役割なんだそう。

またパイナップルというのは、丸ごと買ってくるもの。
(露店で買い食いする場合もあるが)
それを家族用に切り分けるのは、もっぱら男性なんだとか。

それで叔父さんの家では、小さい時に
父親から、パイナップルの切り分け方を
教わるんだそう。

従兄弟たちも、叔父さんから教わったんですね。

その叔父さんもさらに叔母さんも、
もうかなり以前に若くして亡くなって
しまいました。

その後、神戸の叔母さん宅を訪れた時、
従兄弟が、パイナップルを出してくれたのです。

「台湾のじゃなく、フィリピンのだけど……」。

テーブルの横で、器用に包丁を使いながら、
丸ごとのパイナップルを切り分けていく従兄弟。

その姿を見て、若くて元気だった頃の、
叔父さんの姿を思い出したのでした。

ここしばらく神戸の従兄弟たちとも
会っていません。

男の子1人と女の子1人の
二児の父親となっている従兄弟。

男の子には、パイナップルの
解体方法を教えているのかなー。


台北日帰り弾丸旅 食べまくり! 1年12回: このルートで回れば、ムダなくムリなく大充実 (小学館実用シリーズ LADY BIRD)


新型コロナウイルスの感染拡大が
収束したら、神戸そして台湾を
訪れたいですね。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。