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まるで映画。友人のお父さん。カプセル内視鏡検査を受ける。

あなたは、映画「ミクロの決死圏」を
ご覧になったことはありますか。

1時間だけ小さくなれる(ミクロ化)技術で、
小さくした潜航艇を体内に送り込み、
博士を救うというSF物語です。


ミクロの決死圏 [Blu-ray]


1966年の公開ですので、今から55年以上も前ですね。

初めて見たとき、小さくなって体内に
人を送り届けるという発想には、驚きました。

しかし今の医療技術では、

この映画のような技術が実現しています。

その一つが、カプセル内視鏡。
カメラとライトがつけられ、
大腸を綺麗に撮影することが出来る
という医療機器です。

これまでは、あなたも体験したことが
あるかもしれませんが、細長い内視鏡を
入れて、撮影していました。

ところがこのカプセル内視鏡は、
恥ずかしさも傷みもなく、
また大腸の壁を傷つけたり、
穴(穿孔)が開くという恐れもありません。

サプリメントより
少し大きめ(11ミリ×31ミリ)を
飲み込むだけ。

なんとこのカプセル内視鏡、
すでに保険適用されているんですね。

適用されるには制限が厳しかったのですが、
去年からかなり条件が緩和され、かなり
広く使われるようになったのだそう。

友人の父上は、高血圧やら様々な疾患を
抱えていらっしゃるそうなのですが、
去年に、このカプセル内視鏡による
大腸検査を受けたそうです。

幸い、大腸にはポリープなどの大きな問題はなく、
処置の必要がなかったのが幸いでした。
(何か問題があれば、通常の内視鏡をいれて、
ポリープなどを切除する)

一般的な内視鏡に比べて、負担が軽いので、
体力のない高齢者の父上は助かったようです。

また別の知人は、ダビンチと呼ばれる
手術ロボットによる腹腔手術を受けたそう。

ロボットと言っても、最終的な施術は人が
行なうのですが、それでも通常の手術に比べ、
はるかに適格に行なわれ、患者の負担が
減るのだとか。

その時は医師が手術室にいたのですが、
現在の技術では、患者と医師がはるか遠く
離れた所にいても、実施することは可能なんだそうです。

いやー、本当にSFの世界が
当たり前になっているようです。

その他、眼科では、白内障の治療で、
レーザーによる手術、多焦点人工レンズが
使われています。

またガンの早期発見に、人の数百倍、数千倍の能力を持つ
AIによる画像診断、判定が取り入れられつつあるようです。

iPS細胞、培養幹細胞治療(再生医療)も多くの分野で
行なわれつつあるみたいです。(角膜、膝関節手術)

また医者の友人によれば、
今は病気になってからの治療ではなく、
予防治療に重点がおかれ、そちらの方が、
むしろ大きく進歩しているとのこと。

なお医師の中にも能力、情報力に差があるので、
そうした最先端の医療知識、医療技術を知らず、
また対応できない場合もあるそう。

なので、そうした最新の情報を、
知っておくということは、
重要なんだそうです。

知識は力なりですね。


120歳まで生きたいので、最先端医療を取材してみた (祥伝社新書)


〇歯科の世界も、歯科材料、歯科技術も日進月歩。
 次々と新たなものが生まれているよう。



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