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中秋の名月。久しぶりの満月。お月見泥棒。

2021年9月21日、中秋の名月。
今年は久しぶりの満月。

隅田川、両国橋西詰の公園、テラスから
さきほど満月を眺めてきました。

まだ7時なので、東詰にたつ低いビルの橫に
月は雲を少し背負いながら輝いていました。

少し前、皆既月食には及びませんが、
けっこうな人出でした。

今朝の産経新聞の連載漫画「ひなちゃんの日常」は、
お月見どろぼうについてです。

月見団子はこっそりたべていいとひなちゃん。
おじいちゃんが、「お団子はたくさん
盗られた方が演技がいいといわれているんだよ」
と解説しています。

このお月見泥棒。
あなたはご存じですか。

漫画でおじいちゃんが、説明したように、
神様にお供えしたお月見団子は、
盗み食いしてもよい。むしろそうした方が
お月様(神様)に食べていただいたということで
良いとされているんですね。

あなたのお宅や地方ではお団子、ススキなど
お月見飾りをされましたか。
そしてこのお団子泥棒の風習はありましたか。

わが家はそもそもお月見団子自体を
備える習慣がなく、ご近所、親戚でも
そうした月見団子を飾ったり、その団子を
盗み食いという習慣自体はなかったので、
小さい頃はそうした体験はありませんでした。

大きくなって、長野の知り合いを
訪れた時だったか、
このお団子泥棒の話を聞きました。

団子は手でとるのではなく、
竿のような棒を使い、突き刺して盗るとのこと。
なので団子突きと、呼んでいたそうです。

実際は、盗るというより、ご近所を回り、
団子やお供えしたお菓子を頂いていたとのこと。

今は、ハロウィーンが
一般的になりましたが、
その日本版のようですね。

時期的には、11月の亥の日に行う
「亥の子」の方がよりハロウィーンに
近いのかもしれませんね。

10年ほど前によく通っていた
長野県佐久地方では、旧暦の10月10日に
子ども達がわらで作った棒を叩きながら
家々を回り、お菓子などをもらう「とうかんや」
という伝統行事がありました。

お月見泥棒、亥の子、とうかんや。

コロナ禍で中止となった所もおおいんでしょうね。
はやく制約なくこうした行事が出来るように
コロナ禍が終息してほしいものです。

子どもに伝える 行事の由来と行事食 (メイトブックス)



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