物理的距離と心理的距離。近くのミニスーパーが閉店して気付いたこと。系列の3店はほぼ等距離だが。

イオン系列の食品スーパー「マルエツ」。
そのミニ版である「マルエツプチ」。

2022年9月に閉店するまで、わが家では、二丁目のわが家の隣、
三丁目のマルエツプチ東日本橋三丁目店を利用していました。

わが家から350メートル。
途中、清杉通りという東京マラソンのコースの一部
となっている大通りを横切る必要がありますが、
自転車だと2分、歩いても5分ほどの便利さでした。

しかし閉店してしまったため、
利用するスーパーを探さねばならなくなりました。

幸いなことに、以前は問屋街で個人商店しかなかったのですが、
ここ10年くらいの間に、それにかわり、数多くのミニスーパーが
開店しました。

東日本橋、浜町のまいばすけっと、
10月に新規開店した馬喰町のフレスコ、
浜町のピーコック、成城石井。
浅草橋の肉のハナマサ、まいばすけっと、
柳橋のリコス（ピアゴから名称変更）、
小伝馬町のマルマン、成城石井などです。
（2024年春には「オーケー日本橋久松町店」がオープン）

けれど、どれもこれまでより遠い。

どの店にするのか。
集めているポイントの関係で、
これまでと同じく、
「マルエツプチ」を利用することに。

わが家から近いお店は、小伝馬町店、人形町駅前店、
そして両国緑1丁目店。（2023年春には蔵前店もオープン）
少し離れて日本橋本町店もあります。

距離もそうですが、同じ系列店ながら、広さ、
品揃えが微妙いや結構違います。

近くて、広くて、品揃えがよく、店員さんも親切と、
これまでの東日本橋三丁目店は最高だったのですが……。

上の4店を何度も訪れ試したところ、
自分が気に入ったのは、両国緑1丁目店。

一番広く、品揃えがよく、レジや品出しの店員の対応も良い。
ところが、一緒に買物に行くことがある家族は、一番遠い
日本橋本町店が一番と。

両国緑1丁目店は、両国橋を渡り、交通量の多い
京葉道路を進み、大きめの道路清澄通りを超える。
その道や混雑具合がいやだと。
それに比べ、日本橋本町店は、わが家からだと、
歩道が整備され、電信柱もなくなった、交通量の少ない
掘留通りを行き、昭和通りを渡ればすぐと。

で一緒に行くときは日本橋本町店が多くなりました。
しかし距離的に遠い。

で、上の3店の自宅からの距離を
Googleマップで調べてみたところ、
なんとほぼ等距離の1.1キロ。

しかし個人的に一番近いのは、人形町駅前店、
続いて小伝馬町店、最後が両国緑1丁目店と。

この話を友人にしたら、それは「心理的な距離」だと。

上の3つの場所の中で、自分は図書館、書店、
レストラン、肉屋などなど、人形町に一番良く行き、なじんでいる。
その次が小伝馬町。
両国も行くけれど、隅田川をはさんで両国橋という
大きな橋を渡るのが障害になっていると。

これは物理的な距離だけでなく、
人間関係にも言えることで、
何度も顔を合わせ接触している人ほど、
心理的な距離が近くなり、親しみを感じるんだそうです。

〇一般に「心理的距離」は、対人の心理的距離感を言う。
　心理的距離と身体的距離
　より親しい人ほど、身体的距離が近い。
　パーソナルスペースの中にはいっていける。
　密接距離（４５ｃｍ以下)
　個体距離（４５～１２０ｃｍ)
　社会距離（１２０～３６０ｃｍ)
　公衆距離（３６０ｃｍ以上）

〇ザイオンス効果（単純接触効果）
　相手に何度も繰り返し接触することで、
　好感度、評価が高まっていくという効果。
　相手との心理的距離も近くなる。
　営業の人が頻繁に得意先、新規取引先に顔を出すと
　成功する理由が高いのは、この効果のため。
　恋愛でもそうだとか。




スーパーでの買物はちょっと不便になりましたが、
そのおかげで、こうした心理学の
追記　2023年1月17日
〇明日18日に、マルエツプチ蔵前四丁目店がオープン。
　一瞬、近いなと感じたのですが、Googleマップの
　経路選択で距離を測って見たら、1.1～3キロ。
　他の3点とほぼ変わらず。
　わが家は、マルエツプチ4支店の真ん中に
　位置することになるなー。
　とりあえず、広さ、品揃え、店の雰囲気、駐輪場の有無
　（自転車の駐めやすさ）などを確認しに行くか。
　（江戸通り、蔵前橋通り。大通りは人が多いので、
　行くなら裏道だなー。アクセス面では靖国通り、蔵前橋通りを
　渡らねばいけないのが、ちょっと他に比べて不利）