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自分のことを名前で言う大人。

毎年、春から半年ほど、
通い続けている取引先があります。

底で高校をでたての若者と接します。

その接触の中で気になっていたのが、
自分のことを名前で呼ぶ人。

例えば、太郎さんとします。

「太郎はね。こう思うんです」
といった具合に、自分の事を
「私は」ではなく、名前で呼ぶのです。

少し前、アメリカ在住の、
現地で日本人学校の先生をしている友人に
この話をしたところ、
向こうでも日本人の中には、
自分のことを「名前」で呼ぶ子がいて、
友人は真っ先にそのことを指摘し、
「私」と呼ぶように注意するそう。

英語圏でも「セサミストリート」の
「エルモ」のように、自分のことを
名前でいうこともありますが、大抵は子ども。
大人ではほぼいないとのこと。

〇例外的に、自分のことを客観的に
 表現する場合は、名前で呼ぶ場合もあるが限定的。

子どもの場合は、Iのほかmeと呼ぶことは
あるようです。文法的に間違っているので、
親は直すそうですけれど。

で、その取引先では、時代とともに
名前で呼ぶ人は少なくなっていて、
大人化したと思っていたら、最近、
知り合った20代半ばから後半の若者が、
自分のことを名前で呼んでいて、
びっくりしました。

本人は気付いていないらしく、こちらが、
「あなたは自分のことを名前で呼ぶんだね」
と告げたところ、きょとんとしていました。

親や周囲の人に言われたことはなかったのでしょうか。

4月になったら、高校を卒業したての若い人に
会うことになりますが、さて彼ら彼女たちは、
どうかなー。

〇海外からの人(主に台湾、中国、韓国など
アジアから)は、しっかりと日本語を勉強として
習うせいか、自分のことを名前で呼ぶことはないなー。



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