あなたの死ぬ日が載っているカレンダー。伊那食品工業。100年カレンダー。
寒天が好きで、寒天ゼリーを買ったり、
粉寒天で自分で牛乳羹を作ったりしています。
その時にお世話になっているのが、
伊那食品工業。
会社名より「かんてんぱぱ」と言った方が、
知っている方が多いかも知れません。
こちらの会社は、国内シェア8割、海外シェア15％で、
48年間、増収増益を続けた超優良企業であることを、
あなたはご存じでしょうか？
http://www.kantenpp.co.jp/index.html
http://www.kantenpp.co.jp/corpinfo/index2.html
（1958年に創業してから、2006年まで48年間、増収増益。
しかし2005年の寒天ブームで増産したら、その後、
3年連続で減収減益になったとか。現在は再び増収増益に）
これまで
《日本でいちばん大切にしたい会社》（アマゾン）
を始め、様々な本、テレビなどで取り上げられています。
そうした数字だけではない、
素晴らしい会社であると高い評価を受けています。
なぜでしょうか？
社是は《いい会社をつくりましょう ～たくましく そして やさしく～》
二宮尊徳翁の教えをもとに、
塚越寛会長が、働く人はもちろん会社をとりなくすべての人が、
幸せになるようにと、会社経営を行なっているのです。
会社には塀もフェンスもなく、地域の人たちに開放されており、
敷地は通学路になったり、近所の人がお弁当を広げたり
といった具合です。（「かんてんぱぱガーデン」）
大きな道に面した会社。
社員の方が自動車で出社する時は、右折しません。
多くの社員が右折して、道路を渋滞させないように。
出社したらまず掃除。
こうした当たり前のことを日々、続けているのです。
リストラはせず年功序列の終身雇用。
一年一年成長していく「年輪」経営が行なわれているのです。
「人生やり残しリスト」を書いている私から見て、
一番、感銘を受けたのが、次のエピソードです。
この会社には、社内のいたるところに
カレンダーが張っているのだそう。
100年カレンダー。
文字通り、100年の日付が1枚の紙に記されているカレンダーです。
塚越会長の方針。
会長はこう（新入）社員に呼びかけます。
「あなたの亡くなる日もある」
時間という見えないものが、目に見える形となっているカレンダー。
100年という長い月日を普通、一般人は体感できません。
けれどそれが一目瞭然で示されたカレンダーを前に人は考えます。
どう働くか、なぜ働くか。
どう生きるか、なぜ生きるか
と言い換えてもいいかもしれません。
会長は、新入社員を前に、カレンダーに命日を
書くようにと促すのだそう。
自分が亡くなる命日を考える。
死を考えると、残りの日々が出てきます。
人生は限りある貴重なもの。
一度きりの人生をどう充実させて生きようか。
凡人でも、そう考えるようになるのではないでしょうか？
日本記念日協会が100年カレンダーを販売しています。
（「21世紀・１００年カレンダー」と「戦前・戦中・戦後／１００年カレンダー」の2種類。
また20世紀、21世紀の出来事を記した200年カレンダー手帳も販売）
http://www.kinenbi.gr.jp/
21世紀100年カレンダーは完売、再入荷予定なし。
https://www.kinenbi.gr.jp/mypage/sale
塚越会長の一冊。
《リストラなしの「年輪経営」》（アマゾン）
追記 2023年1月19日
〇このエントリーにアクセスが集まっています。
11年半前の記事になぜと思いますが。
2019年出版の塚越寛さんの著書。
2021年にはこんな本が発売されています。
約200年分(1930年~2131年)のカレンダーと、たくさんの問いとワークで
自分の100年カレンダーを作るという試みです。
200年分のカレンダーは、本書の購入者がダウンロードできるようです。
また生まれ年から始まる50年、100年カレンダーも販売されています。
https://my100years.jp/
粉寒天で自分で牛乳羹を作ったりしています。
その時にお世話になっているのが、
伊那食品工業。
会社名より「かんてんぱぱ」と言った方が、
知っている方が多いかも知れません。
こちらの会社は、国内シェア8割、海外シェア15％で、
48年間、増収増益を続けた超優良企業であることを、
あなたはご存じでしょうか？
http://www.kantenpp.co.jp/index.html
http://www.kantenpp.co.jp/corpinfo/index2.html
（1958年に創業してから、2006年まで48年間、増収増益。
しかし2005年の寒天ブームで増産したら、その後、
3年連続で減収減益になったとか。現在は再び増収増益に）
これまで
《日本でいちばん大切にしたい会社》（アマゾン）
を始め、様々な本、テレビなどで取り上げられています。
そうした数字だけではない、
素晴らしい会社であると高い評価を受けています。
なぜでしょうか？
社是は《いい会社をつくりましょう ～たくましく そして やさしく～》
二宮尊徳翁の教えをもとに、
塚越寛会長が、働く人はもちろん会社をとりなくすべての人が、
幸せになるようにと、会社経営を行なっているのです。
会社には塀もフェンスもなく、地域の人たちに開放されており、
敷地は通学路になったり、近所の人がお弁当を広げたり
といった具合です。（「かんてんぱぱガーデン」）
大きな道に面した会社。
社員の方が自動車で出社する時は、右折しません。
多くの社員が右折して、道路を渋滞させないように。
出社したらまず掃除。
こうした当たり前のことを日々、続けているのです。
リストラはせず年功序列の終身雇用。
一年一年成長していく「年輪」経営が行なわれているのです。
「人生やり残しリスト」を書いている私から見て、
一番、感銘を受けたのが、次のエピソードです。
この会社には、社内のいたるところに
カレンダーが張っているのだそう。
100年カレンダー。
文字通り、100年の日付が1枚の紙に記されているカレンダーです。
塚越会長の方針。
会長はこう（新入）社員に呼びかけます。
「あなたの亡くなる日もある」
時間という見えないものが、目に見える形となっているカレンダー。
100年という長い月日を普通、一般人は体感できません。
けれどそれが一目瞭然で示されたカレンダーを前に人は考えます。
どう働くか、なぜ働くか。
どう生きるか、なぜ生きるか
と言い換えてもいいかもしれません。
会長は、新入社員を前に、カレンダーに命日を
書くようにと促すのだそう。
自分が亡くなる命日を考える。
死を考えると、残りの日々が出てきます。
人生は限りある貴重なもの。
一度きりの人生をどう充実させて生きようか。
凡人でも、そう考えるようになるのではないでしょうか？
日本記念日協会が100年カレンダーを販売しています。
（「21世紀・１００年カレンダー」と「戦前・戦中・戦後／１００年カレンダー」の2種類。
また20世紀、21世紀の出来事を記した200年カレンダー手帳も販売）
http://www.kinenbi.gr.jp/
21世紀100年カレンダーは完売、再入荷予定なし。
https://www.kinenbi.gr.jp/mypage/sale
塚越会長の一冊。
《リストラなしの「年輪経営」》（アマゾン）
追記 2023年1月19日
〇このエントリーにアクセスが集まっています。
11年半前の記事になぜと思いますが。
2019年出版の塚越寛さんの著書。
2021年にはこんな本が発売されています。
約200年分(1930年~2131年)のカレンダーと、たくさんの問いとワークで
自分の100年カレンダーを作るという試みです。
200年分のカレンダーは、本書の購入者がダウンロードできるようです。
また生まれ年から始まる50年、100年カレンダーも販売されています。
https://my100years.jp/
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