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町内会で行った海水浴。黒さを競った日焼けコンテスト。なかなか割れぬ西瓜割り。

2014年8月4日、NHKの《おはよう日本》の
《今週の気になる》で海水浴が取り上げられていました。

海水浴の時代による変化を特集。

まず昭和20年代の鎌倉の
海水浴場の映像が出てきました。
戦後まもない貧しい時代。
他に娯楽が少ない中、
海水浴は家族の大きな楽しみだったようです。

あふれる人で海が見えないなんて表現も使われていました。

当時は、社交ダンスがブーム。
海でもダンスを踊る姿が映し出されていました。

海水浴場ではありませんが、父母の青春時代は、
ダンスホールが街中であり、若い人たちはそこで
知り合ったんだそう。

昭和40年代に、海水浴場で
盛んに行われていたのが日焼けコンテスト。
いやー、ありましたねー。

当時、小学生は男子・女子とも、
真っ黒になるまで日焼けしていました。

そうそう西瓜割りも欠かせない行事でした。

昭和50年代はサーフィンが流行。
そして昭和60年代、海水浴客は
およそ3800万人と過去最高になったそうです。

しかしその後バブル時代は海離れで海水浴客は減少。
都心のホテルなどのプールが盛んになります。

そして平成。
平成10年頃に、起こった美白ブームで、海離れがより顕著に。
海の家がお客さんを呼び戻そうと、大きく変化をはじめ、
ジャグジーやマッサージ施設などのサービスを始めます。

テレビでは伝えていませんでしたが、
湘南では近年、クラブ化が進み、
騒音、風紀の乱れ、ゴミなどの問題が発生。

このため、逗子市などは今年から条例を
変更し規制を強化。

営業時間を夕方6時半までにしたり、
スピーカーから音楽を流すのを禁止したり、
入れ墨の露出禁止などの対策をとっています。

逗子の海水浴場はかなり雰囲気が変わり、
家族連れは増えたそうですが、
反対にお客さん全体の数は減り、
「海の家」の人たちは頭が痛いようです。

海水浴の歴史を見てみると、自分は
海水浴が最も盛んな時期に成長したんだなと思いました。

毎年1回は町内会で海水浴。
当時は、町内の皆さんも若くて、
同年代の子どももたくさんいて、
それはそれはにぎやかでした。

お父さんたちは、海の家でビール。
お母さんたちは大きなパラソルの下で、
顔や体をすっぽり隠して日焼けを防止した上で、おしゃべり。

子どもたちは、元気よく、海で泳ぎ、疲れたら、
砂浜に寝転がったり、砂遊び、トンネル掘り。

そして目隠ししてぐるぐる回され、
ふらふらしてなかなか割れなかった西瓜割り。

いやー、懐かしいなー。

高校時代は、学校・町のプールで過ごすことが多く、
親や町内会で行くことはなくなり、行っても友達と
一夏に1~2回という感じでした。

大学時代は、サザンオールスターズなどの
影響もあり、海水浴場通いが復活。

湘南が多かったのですが、(友達の)車で、
女の子も含むグループで行く
というのがはやりでした。

車の中で聞いたのは、海水浴用に
編集したカセットテープでした。

道路が大渋滞で海に着くまでで一苦労。
ついてもほとんどの時間を砂浜や海の家で過ごしていたので、
海に入って泳ぐのはほんのわずか。
余り遅くまでいると、大渋滞なので、早めに帰る。

今から考えると何しに行っていたんだろうという感じですね。

若くして結婚し、子どもが生まれた同級生などは、
子どものために海水浴に出かけていたようですが、
自分はほとんど行かなくなりました。

音楽が鳴り騒がしい海水浴場は、年齢的にももういやですが、
静かであまり混雑していない場所なら、一夏に一度くらいは、
朝早くから訪れ、日が暮れるまでゆっくりと過ごしたい
という気持ちはあります。

でも自分が求めるような理想の海水浴場は、
なかなかないんでしょうね。

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