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50年来のお付き合いの魚屋さん。急死。75歳。人生何が起こるかわからない。

母とはもう50年来の
お付き合いになる八百屋さん。

車に野菜・果物を積んであちこち回る
移動販売の八百屋さんです。

母が結婚した頃、当時の家の
すぐ前にやってきていたそう。

それから場所を変えていますが、
母はずっと利用し続けています。

現在は、平日朝、わが家の最寄り駅の
すぐ近くの路上で商売をしていました。

その近くにやはり数十年のなじみの



移動販売の魚屋さんがやってきます。
こちらは火曜日と金曜日。

今日は、魚屋で買いたいものがあり、
たまたま母の買物について行きました。

大きな道を渡って、細い道に入りました。
ところが、いつも八百屋さんが出している
場所に来ても、車も姿もありません。

不思議に思いながら、
通り越して魚屋さんへ。

母が魚屋さんに
「今日は八百屋さん出てないね」と話しかけたら、
そこにいた顔なじみの常連さんが、
「八百屋さん。昨日、亡くなったって」と。

魚屋さんも、
「居酒屋の奥さんから、電話をもらって、
驚きました。金曜日には『また来週ね』
と言って、別れたばかりだったのに……」。

常連の人によれば、八百屋さんは
持病があったものの、それではなく、
心臓が原因で亡くなったようです。

金曜日には、母も多くの常連さんも
元気な姿を見ていただけに、
誰もが信じられないといった面持ちでした。

常連さんの1人が、
「75歳だって。まだまだ若いよねー」
としきりに惜しがっていました。

常連さんは母を含めて、
みな女性ですが、ほとんど80代。

現在では男性も80歳まで生きる時代。
それからすると、75歳だと若いのでしょうね。

買物を終えて、いつも八百屋さんが
店を出していた場所にきて、母は、
「あの子が結婚する前、20代の頃から、
ずっと知っていた……。この頃、ちょっと
調子が悪いとは話していたけど……。
若い時からよく働く子でね。毎日、
ここだけじゃなく、あちこち出かけて、
商売していたのよねー」。

長い付き合いだっただけに、
とても寂しそうでした。

魚屋のご主人、常連さんも
皆、言っていたのが、
「本当に人生、何が起こるかわからない」。

毎日、毎日、その日を
しっかり生きないといけない
と思わされたことでした。
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