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「蛻変(ぜいへん)」と「脱皮できない蛇は死ぬ」。

「蛻変(ぜいへん)」。

難しい言葉ですが、
ご存じでしたでしょうか。

2017年12月21日、日本経済新聞朝刊の
広告にこの言葉が出ていました。

広告主は、竹徳という墨田区立川にある
総合建設業の会社のようです。
(わが家から近いなー。
隅田川をはさんでだけれど)

http://taketoku.jp/

《「竹徳」は今年112年。
次なる120年の新たな
ステージに挑み続けます。》

《蛻変の経営
変化社会における企業の自己変革、
経営革新こそ、企業の蛻変の姿です。》
とあり、その下にさらに「蛻変」が説明されています。

《蝉の卵が幼虫になり、サナギになり、羽化して
成虫になっていく様。その都度脱皮を繰り返し
形を変化させること。》

さらに「竹徳」の主張が続いて書かれます。

《企業という社会的生物は、「蛻変」を変化する環境の中で、
意識的に行なわなければならないと考えます。》

蛻は、「ゼイ」「もぬけ、ぬけがら」
などと読みます。

昆虫や蝦などが、脱皮する際に残した古い体皮。
昆虫の蛹(さなぎ)、蛇が脱ぎすてた皮などですね。

《蛻変の経営》を調べてみると、
明治大学の籐芳誠一名誉教授(故人)が
説いていたもののようです。

《蛻変(ぜいへん)の経営》
http://www.keikakuhiroba.net/column/mmplan/navigator/post_39.html
《【蛻変の経営哲学から学ぶこと】》
《言葉の由来は、帝人株式会社社長:大屋晋三氏が
おっしゃっていた言葉であり、それを『蛻変の経営哲学』
という哲学にまとめあげられたのが、藤芳誠一先生でした。》
http://www.keiei.ne.jp/list/column.html?cid=10062738&pid=takeuchiconsulting

この言葉で思い出したのは、
社会人になってある方から教わった
「脱皮できない蛇は死ぬ」との言葉。

自ら変化し殻を破り、
脱皮しなければ、
成長・進化はないと。

「成功におぼれず、失敗にめげず、
次の種まきを忘れるな」
との言葉もいただきました。

それらの言葉を忠実に守ってきた
とは言いがたいですけれど、
この「蛻変」という広告を見て、
改めて昔の教えを思い出したことでした。

追記 2023年1月16日
〇定期的にこの記事にはアクセスが集まります。今日も。
 その都度、このエントリーを読んで、自らの戒めにしています。


脱皮できない蛇は死ぬ―クリエイティブ・カンパニーへの道程


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