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結婚20年余りでもご飯の固さでもめるご夫婦。子どもは妻の味方。「同じ釜の飯」。

あなたのお宅のご飯は、
どれくらいの固さですか。

誰しも自分の家が普通と思っているので、
もしかしたら「普通」と答える人が多いかも。

外食で食べることが多くなるにつれ、
自分の家のご飯の固さの位置づけが
わかっていきます。

結婚、20年あまり、2人のお子さんがいらっしゃる



知合いのご夫婦。

今でもご飯の固さでもめることがあるそう。
もめるという言い方は適当でないのかも。

注文を付けているのは、
夫・旦那さんだけだから、

旦那さんは、関西出身。
(神戸、大阪市内)
かたは奥さんは東北。

地域による差より、家庭による差の方が
大きいかもしれませんが、奥さんの炊く
ご飯は旦那さんにとっては固すぎる。

「かんでもかんでも飲み下せない」と
言うのが旦那さんの言い分。
びちゃびちゃにしろとは言わないが、
もう少し水を足して、柔らかくしてほしいと。

新婚の頃、当初は朝、ご飯を食べていたのですが、
妥協案として、朝は食パン(トースト)に。
(ここでもパンの厚さでもめたらしいですが)

夜のご飯はできるだけ軟らかくするという
取り決めに。

旦那さん曰く、ところが、お子さんができてから
次第次第に固くなっていったそう。

その頃から、仕事が忙しくなり、夕食を
家でとることも少なくなったので、
ご飯の固さは余り気にならなくなった。

けれど50代も後半になるにつれ、
接待や残業も少なくなり、
家で夕食をとる機会が増えた。
また年齢による消化能力の低下もあってか、
再びご飯の固さが胃にこたえるようになったとのこと。

2人の子どもたちに尋ねたところ、
当然というか二人はお母さんの味方。
柔らかすぎるのはダメと。

奥さんからは、
「ご飯を別々に炊くのは勘弁して下さい。
しっかりよく噛めば、消化もできます」
と申し渡されたとのことです。

旦那さんは解決策として、ご飯を炊飯器から
お茶碗に盛った後、スプーン2杯分ほどの水をたし、
電子レンジで加熱することにしたそう。

この方法だと、かなり柔らかくなるとのこと。
教えてくれたのは、
やはりご飯の固さでもめた知合い男性から。

意外に妻が炊くご飯の固さに不満を持っている
男性は多いようで、中には自分用の小さな
炊飯器を買って、自分だけのご飯を炊いている人も
いるようです。

「同じ釜の飯を食う」という言い回しがありますが、
小さい時に育った環境が違うと、夫婦といえど、
「同じ釜の飯」を食べるのはなかなか難しいのかも
しれません。

〇祖母、近所のおじさんの言葉「外の飯を食う」「他人の飯を食う」。
 親元を離れ、外に行って、他人の間で、ご飯を食べて働く
 (住み込み修業、住み込みで働く、丁稚修行、苦労する、
 社会の経験を積む)と、初めて社会・人の世の厳しさ、
 自分の家の温かさ、親の有り難さがわかる。
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