急に筆まめになった80代の知合い。その秘密は「魔法の呪文」（音声入力）。

先日、80代の知合いから、
手紙を頂きました。

驚いたことに、名前だけは、
手書きでしたが、あとはすべて
封筒のあて名も便箋の本文も
印刷されていました。

メールで御礼を兼ねて、
連絡してみると、返信に、



驚くべきことが書かれていました。

手紙もそのメールも、
すべて音声入力で書いたものだと。

それまではパソコン、スマートフォンも
一字ずつキーボードで打っていたのだそう。

ある時、お孫さんからスマートフォンで
音声入力でメール、文章を作成できることを
教えられ、セッティングもしてもらったとのこと。
（Google日本語入力、スマートフォンはAndroid）

さらにメールでパソコンに送り、
文書に仕上げ、印刷する手順も
しっかりと教えてもらったそうです。

それまでは、一文字ずつポツポツと
打っていた文字が、ほぼしゃべるのと
同じスピードで文字となり変換される。

まるで自分が魔法の呪文を唱えて、
魔法を使っている気分がしたそう。

入力が簡単にスピーディになると、
一気に筆まめになり、疎遠だった
友人、親戚に手紙を送るようになったと言います。

Google日本語入力による音声入力。

2年ほど前ですか、
試したことがあります。

その時には使うのをためらったのですが、
今、再び使ってみると、これはビックリ。

人名、地名といった固有名詞も
正確に認識され、変換されますね。

ただ音声認識ミス、変換ミス、さらに
読点、句点、改行は音声入力だけでは
完結できず、キーボードで入力しないと
いけないみたいです。

けれど文章を作る手間が格段に減ったせいで、
日記、思いつき、メモなど気軽にどんどん
作るようになったこと。

またそれまではかどらなかった「自伝」執筆を、
少しずつ進めているとのこと。

なおその昔、ICレコーダーに吹き込んだり
していたけれど、テキスト化するのに
時間がかかるので、吹き込んだままになっていた
ものが大量にあるそう。

現在は、それをイヤフォンで聞きながら、
そのまましゃべることで、テキストにしているみたいです。

いやはやすごい時代になりましたね。


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