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「虎」という字の書き順。越路吹雪さんは舞台に出る前、岩谷時子さんに「虎」という字を……。

テレビ朝日でお昼に放送している
ドラマ「越路吹雪物語」。

2018年3月9日放送で、
気になることがありました。

主人公の越路吹雪さんは、
実は大変なあがり性、心配性で、
舞台に上がる前、緊張し、不安になり、
お客さんの前に出たくない
と言った状態になります。

マネージャーの岩谷時子さんは、
演劇の本に出ていた「おまじない」を
越路さんに試します。

越路さんの不安を抑えるため、
舞台に出る直前、舞台袖で
越路さんの背中に指で「虎」という字を
書いた後、3回ぽんぽんとゆっくり
背中を叩いてから送り出したんだそう。

「大丈夫。あなたは虎。お客さまは猫。
何も怖いものはない」
(より緊張する場合は、「ひげ」を
2本書き加え「大虎」にしたんだとか)

今日の放送では、リサイタルの
幕開け前に、越路さんの背中に
「虎」という字を書く岩谷さんの
シーンがありました。

そこで「おや」と思ったのが、「虎」の書き順。
岩谷さんを演じる市毛良枝さんは、
一番上の部分の縦棒から書いたのですね。

自分は横棒から書き始めるので、
違和感を覚えたのでした。

調べてみると、1画目は縦棒が「正しい」
とされているようです。
(文部省著作『筆順指導のてびき』)
なお3画目からも様々な説があるのですね。

《補足:「とらかんむり」について》
https://kakijun.jp/main/torakanmuri.html

自分は上記サイトの、
「ロ」でこれまで書いてきました。

習字でそう習ったのですけれど、
昔の人は、筆で文字を書いていたので、
習字由来の横棒からが多い気がするのですが……。

大修館書店、
《Q0487「上」という漢字の書き順は、「│├上」なのですか? 
私はずっと「-├上」だと思っていたのですが……》
http://kanjibunka.com/kanji-faq/old-faq/q0487/

なお上のサイトには、
《書き順とは、あくまで、バランスの取れたきれいな漢字を
書くための方法にすぎません。正しい書き順、正しくない書き順
というものがあるわけではないのです》とあります。

あがらないおまじない。
一般的なもので多いのは、
自分だけでできるもの。

一般的なのは、「人」という文字を
手のひらに3回書いて、飲み込むというもの。

あなたもやりませんでしたか。

「虎」「人」を書くというおまじないは、
漢字圏では一般的なのでしょうか。

アルファベットを使う国々では、
上がり症を克服するために、
どんな字(単語)を書いているんでしょうね。

そんなことを知りたくなりました。


夢の中に君がいる―越路吹雪物語




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