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きゅうりダイエットと、京都の祇園祭、博多の祇園山笠。きゅうりを作らなくなった飛騨の親戚。

家族が先日来、きゅうりを
毎食、まず1本、食べています。

理由は先日、テレビできゅうりに含まれる
成分にダイエット効果があると放送されたから。

わが家族の中では瓜類が嫌いなグループがあり、
今回きゅうりダイエットを始めたのは、
瓜嫌い(食べない)グループ。

嫌いなのにもかかわらず、
ダイエットのためならと
きゅうりを食べ始めたという訳です。



家族、親戚の中で、きゅうりを食べなかったのは、
父方の祖父、叔母たちですが、一方で、母によれば、
岐阜の母方の伯母が嫁いだ飛騨の一家は、
農家だったのですが、ある時からずっときゅうりを
作らなくなったそう。

ご近所も農家が多いので、たくさんきゅうりが
出来た時には、お裾分けでいただくのですが、
すべて神棚、仏壇にお供えしていたとのこと。
(その後、どうしていたかは不明)

これで思い出したのは、
京都の祇園祭と博多の祇園山笠のこと。

お祭の間、八坂神社の氏子、山鉾町の人びと、
そして博多山笠の参加者は、
きゅうりを食べることを控えます。

八坂神社、櫛田神社のご祭神である
素盞嗚尊(すさのおのみこと)、
午頭天王(ごずてんのう)。

その神紋は、五瓜に唐花紋(織田木瓜もっこう)。

この紋の文様は、卵の入った鳥の巣の様子に
似ているということから、子孫繁栄を意味する
縁起のいい紋なのですが、一方で、
胡瓜(きゅうり)の断面に似ているところから、
畏れ多いのでそれを避けるという風習が出来たようです。

ただもともとこの紋は織田木瓜(もっこう)とも呼ばれるように、
「木瓜ぼけ」の花が由来で、きゅうりが由来ではありません。

なの古くには、「きゅうりを控えるというのは、
俗説で馬鹿馬鹿しい」といった考えもあったようですが、
いつの間にか俗説が力を得て、きゅうり断ちがすっかり
定着してしまったようです。

祇園祭は7月に始まりますが、その頃には
わが家族にもダイエットの結果が出て、
再び以前のように、実質的な「きゅうり断ち」に
戻ることができるのでしょうか。

気になります。
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