年上の友人が毎年9月1日に行っていること。

自分より年上の友人が、
毎年9月1日に行っていること。

何年か前に、その話を聞きました。

「何をしていると思う」と
最初尋ねたらた時は、9月1日が
防災の日なので、それ関連のことかな
と思って、そのような答えをしたのですが、
違っていました。年上の友人が毎年9月1日に行うのは、
1年後の自分にむけたメッセージを
録画すること。

最初は、手書きの手紙だったそう。
そのうちに、ワープロ、さらに
パソコンになり、あるとき、音声で
残した方が、自分の変化がわかるのでは
と思い、録音するように。（カセットテープ、MD）

さらには、自分の外見上の変化も
わかるということで、ビデオ録画に。

数年前からは、スマートフォンの録画機能を
使っているとのこと。

こうした未来への自分へのメッセージを
始めた動機は、そう記した本を読んだから。

1年後にはこうなっているという決意とか、
今、現在の思い、考えていること、悩み、
置かれた状況などを話す。
そうすることで、貴重な記録になると思ったそう。

実際､9月1日には、録画とともに、
前年、さらには、その前の記録の
見直しもするそう。

1年では変化もそんなにないのですが、
3年、5年となると、かなりな変化に
自分ながら驚くとも。

動画が気軽に撮影されるようになった現在、
外部、他人、周囲の人を記録するのも大事ですが、
案外、自分のことは忘れがちで、記録に残りません。
（若い人は自撮りを結構するので、自分の写真も
残っているみたいですね）

人間の記憶ははかないもの。
つい先日のことも忘れてしまいます。

自分の文章、音声、また動画を記録してして
おくのは、将来の自分への一番の贈り物
かもしれませんね。

〇動画撮影は固定と音が大事
　大事なのは、三脚、テーブルなどに置いて
　しっかり固定すること。
　そして、通常のままで録画すると、映像に比べて、
　音声（声）が貧弱になるとのこと。
　なので、外部マイクをつなげて録画録音すると
　クオリティがあがるそうです。
　さらに言えば、ICレコーダー（PCMレコーダー）で　
　別録りし、後でデジカメ、スマホなどの映像と
　音声を同期させるとのこと。

〇動画はユーチューブなどにアップロード。
　非公開設定にすれば、他人には見られない。