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東日本橋の納めの歳の市。大出庫(おおでこ)市。年々人出が少なくなり、寂しさ。

22018年12月28日、東日本橋にある
わが家のすぐ近く、薬研堀不動尊の
納めの歳の市の最終日でした。

江戸時代には江戸三大歳の市の一つとされ、
一番遅い日に開かれるところから、
「納めの歳の市」と呼ばれたのだとか。

戦後、途絶えていたのですが、
1962(昭和37)年に地元の町内会の
有志が中心となり、復活しました。

しめ縄など正月用品を販売する歳の市のほか、
町内に、衣料品関係の問屋さんが多くあったため、
衣類や日用雑貨、食品を安く販売する
大出庫(おおでこ)の市も同時に開かれます。

12月26日27日28日の三日間。

薬研堀不動院の前では、東日本橋の
隣町の浅草橋の吉徳の強力で、
羽子板も売られていました。

3時頃にぐるっと回りました。
昔は、浅草橋交差点のあたりから、
清杉通りは、東日本橋交差点あたりまで、
靖国通りは、両国橋の手前まで、
また薬研堀不動周辺の町内の道路には
ぎっしりとお店が建ち並んでいました。

ところが最近は少しずつ店が減り、
今年は大通りと薬研堀周辺のみに
激減していました。(およそ60の露店)

以前は問屋さんがかなり多くあったのですが、
つぶれたり、移転したりして減少。
それらの跡はマンションに。

またユニクロ、ニトリ、
ディスカウントショップなど、
日常的に安く買える店が増えたので、
お客さんも減ったようです。

にぎやかな頃を知っているだけに、
人出、露店の少なさは寂しい限り。

正月用品の店も少なくなっていることもあり、
年末の雰囲気が薄くなっています。

それは時代の流れで、この歳の市に
限らないのかもしれませんが残念ですね。

歳の市の主催は「薬研堀不動尊歳の市保存会」。
薬研堀ネット、やげん堀商店会
http://www.yagenbori.net/detail.php?page_id=14424&page_type=1





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