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お金持ちの伯母さん。宝石の買い取り価格に怒る。

今朝の新聞の折り込み広告に、
あるチェーンの買い取り店の
チラシが入っていました。

現在、高価買い取りキャンペーンを
行っているとのこと。

金、宝石、時計、ブランドバッグなどの
写真と現金買取の価格が書かれています。

別に買い取ってもらうモノがあるというわけでは
ないのですが、眺めてみました。

その中で自分の興味を一番ひいたのは、
色石(エメラルド、ルビー・サファイア)です。

その中でルビーの指輪が一つ。
5.30カラット、
ダイヤ取り巻きリングの
現金買取が96万円。

これを見て、
父方の伯母さんの
話を思い出しました。

伯母さんは親戚の中で一番のお金持ち。
ダイヤ、ルビー、真珠の指輪、
ペンダントなどの宝飾品を
かなり持っています。

もちろんお金持ちなので、
すべて鑑定書(鑑別書)付き。

どれもかなり高品質で、
宝石自体もびっくりする大きさです。

価格も3ケタ、
中には4ケタのものも。

しかし年も年なので、
これから余り使わないし、
十分楽しんだので、娘や、
息子のお嫁さんなどに譲りたいと
思ったのです。

身近な2人に打診してみたところ、
なんと2人ともいらないと。

そのままではデザインが古いし、
石が大きすぎて、使いにくい。
リフォームするにしてもお金が
かかるのが、拒否の理由だそう。

ほかにもいらないかと聞いたのですが、
誰も欲しいという人はいなかったのです。

そこでしょうがなく、
買い取りしてもらうことに。

伯母さんの家の近くの買い取り店に
出張買い取りを依頼。

数日後に、伯母さんの家に
業者が来て鑑定を開始。

すべてを見終わった後、
細かく1点毎に買取額を示したそうです。

その書類を見た伯母さんは、
驚いたというか、あきれて怒りを覚えたとのこと。

示された価格は、なんと一桁の価格。
なかには、数千円のものもあったとのこと。

100分の一以下。

即座に伯母さんは、買い取りを断り、
このままずっと持ち続けることにしたそう。

その後、姉妹などに電話して
顛末を話した所、他の叔母さんたちも
同じような経験をしたとのこと。

それで得た教訓の一つは、宝石類に限らず、
買い取りは、買った価格の10分の一あれば良い方。
全然,値段がつかないこともあるということ。

〇業者により、時計が得意とか、
 ダイヤモンドに詳しいとか、
 得手不得手がある。
 モノにより業者を変える。

〇リフォーム工事の見積もりをとるのと
 同じく、複数の業者に買取依頼をして、
 値段を提示させる。

〇1人だと、押し買い(業者の言い値で
 強制的に売らせ、買取ること)に
 負けてしまう恐れがあるので、
 夫、娘、友人など複数で応対すること。
 納得できなければ、きっぱりと
 買取りを拒否すること。

〇インターネットなどで、売りたいモノの
 相場(価格)を知っておくこと。
 伯母さんも、娘(自分の従兄弟)、孫などに
 頼んで、ネット(買取りサイト、オークションサイト)で
 相場を知っておくべきだった。
 (大きさ、透明度、デザインなど
 条件を細かく入れて調べる)





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