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「変化する時は儲け時」。反社会的勢力の兄貴から教わった格言。

間もなく消費税が10%になりますね。
変化の時。

最近、自分が学生の時に知り合った
ある人の言葉をしきりに思い出します。

それは、
「変化するときは儲け時」
という言葉です。
その人は、今風に言うと反社会的勢力。

自分が住んでいた下宿の近くの
スナックで知り合いました。

風貌からは全然、そういう人とはわからず。
後で、スナックのママさん、他の常連さんから
教えてもらいました。

その兄貴は、今で言うと反社ですが、
少し前の言い方だと、
金儲け(シノギ)の上手い「経済ヤクザ」
(フロント企業などを経営、支配)。

馬鹿でウブな大学生(私のことです)が、
面白かったのか、ビールをおごってくれたり、
抱腹絶倒の馬鹿話や、これまでの人生経験から得た、
教訓を与えてくれるようになりました。

上の言葉は、その中で出てきた表現です。

彼は、「泥棒したり、人をだますのは馬鹿のすること。
知恵を絞れば、儲けのネタは無限にある」と。

どうやら兄貴(の会社)は、
法律と法律のすきま、抜け穴、
違法ぎりぎり、すれすれを見つけ、
それをもとに儲けていたようです。

そうした人たちにとって、
何か制度が始まったり、
変化するときは、大きなチャンス。

なぜなら必ず抜け穴や漏れが生まれ、
そこに儲けの種があるのだと。

例えば、消費税の免税事業者、
消費税の還付制度。

それらを使って、兄貴の会社は、
かなり儲けていたようです。

(それとは別に有名なのは、
「自動販売機を使った消費税還付スキーム」。
現在では国税庁が抜け穴を封じている)

大学を卒業する前に、自分が引っ越したこともあり、
兄貴とはつきあいがなくなりました。

けれど、彼から聞いたいろいろな教えが、
時々、よみがえります。

今回の消費税増税。
軽減税率、キャッシュレスを推進するために、
キャッシュレス支払に還元したり、以前の
増税時に比べ、かなり複雑になっています。

そうした場合、穴が出来やすいんですよね。

そうした事情にうとい自分でも思いつくのは……。

〇ある商品をスマホ決済などキャッシュレスで支払。
 5%の即時還元。
 購入したある商品を売却、転売。
 商品価格の95%より高く売れれば
 その分が儲けとなる。

〇還元の月額上限が有る場合は、この儲けは出来ない。
 しかし、上限がなければ、儲けられる。







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nikitoki

この消費税還元制度の対象になるために、減資して「中小企業化」する例が出ているそう。これを受けて、菅原一秀経済産業相は、2019年9月20日、こうした還元を受ける目的での減資が明らかになれば補助金の返還を求める考えを明らかにしました。
by nikitoki (2019-09-21 14:41) 

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