ちょっと迷惑な贈り物。あなたはどうしていますか。お札、お守り。甘い物。

ちょっとした贈り物が好きな人。
あなたの周りにいらっしゃいませんか。

自分の周りには何人もいます。

会う度に、ちょっとしたものを
いただくんですよね。

まあ飴とか、おせんべい1枚、
お茶漬けの小袋1袋くらいなら、


こちらも余り負担にならないのですけれど、
これが1箱、1袋となると困ってしまいます。

お返しをしないといけないのではと。
まあ小さなものでも、毎回もらっていれば、
かなりの量になるので、返礼をしないと
いけないと思うのですが。

さらに困惑してしまうのは、
わざわざ自宅や会社に送ってくれること。

高級フルーツ（晩柑、ぶどう、メロン類）、
鮮魚類などの生鮮食品の場合、食べきれず
近所や知り合いに配るのも大変。

まあそれでも誰かに配れるだけましです。

困り果ててしまうのは、宗教関係のもの。
お札、お守り、厄除け開運グッズなどを
送ってくれる人も。

こうしたものには
全く興味がないというか、関心がない。

まあわが家にも、家族が毎年
参拝している神社のお札はあったりしますが、
それは自ら望んでもらったもの。
誰かからいただいたものとは違うわけで。

送ってくださる方は全くの善意で、
良かれと思ってやってくださっているとは
わかるのですが、やはりはっきりいって
ありがた迷惑ですよね。

生鮮食品なんかだと上に記したように、
ご近所に配ったりできますが、
お札、お守りあげるわけにも行かず、
かといってゴミとして捨てるのもためらわれる。

さりげなく、こちらから「いらない」と
伝えているのですが、どうも相手には、
通じていないようです。

「いらなかったら、捨ててもいいから」
とか、
「こちらの自己満足でやっているので、
気にしないで。もちろんお礼はいりませんので」。
とか、
「誰かのためにやっていることが、
行となり、こちらの徳になるから」

こう言われたりすると、
もうあきらめて受け入れるしか
ないのかもしれません。

そうそう、自分ではないのですが、
自分より先輩の男性が、知り合いから、
「あなたは今年大殺界だから、贈ります」と、
ヘンテコな厄除けの品が届いたそう。

先輩は、自分と違って、
物事をはっきりさせる意思が強い人。

すぐにそのまま送り返したとか。

ここまで出来ればいいのですけどねー。

あなたは、贈り物で困っていませんか。

自分の贈り物で困っている人もこれまでいたかも。
贈り物って難しいなー。

物ではなく、話、言葉の贈り物っていいかも。

読むたびに、心がスーッと澄みわたるお話

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浅田 宗一郎 PHP研究所 2018年10月23日