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「スイスのパンは不味い」と一年分の給料を貯金。

あなたは、「スイスのパンは不味い」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

実際、スイスでパンを食べたのは、数回で、
あわせて数個ですので、それが本当かどうかは
判断する資格は私にはないでしょう。

この話を初めて聞いたのは、
確か高校1年の時の担任で、
地理の先生からでした。

大学、社会人になってから、
気付いたのですが、先生の話には、
元ネタがありました。

それはさておき、なぜスイスは
こう言われるのか。

それは、スイスがいぜという時に備え、
国民全員の主食を確保するために、
小麦を1年分備蓄し、1年前のものから
出して、使っているから。

1年前の小麦で作っているから、
味が落ちるという訳です。

こんな話を思い出したのは、
現在のコロナ禍にあります。

現在、日本の食糧自給率はカロリーベースで、
37%、生産額ベースで66%。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html

G7の諸国の中では最低で、スイスにも劣ります。

コロナ禍が農民・農業にまで及び、生産額が落ちたら。
各国が自国の食料確保防衛のため輸出を制限、禁止したら……。

現在、コロナ禍のほか、バッタの大量発生が
観測されており、その心配もあります。

実際、日本では、ほぼ低賃金労働者としての役割を
果たしていた、東南アジア、中国などからの農業研修生が
来日できないため、収穫ができないため、作付面積を
減らす動きが出ています。

おそらくそうした危機感から思い出したのでしょう。

さらにもう一つ思い出したのは、給料1年分の貯金です。

これは、祖母や社会人になったときに
とても世話になった先輩から聞いた覚えがあります。

始めは無理かもしれないが、給料の一部はもともと
くれなかったものとして、最初からよけて、貯金。
とりあえず給料1年分をためろと。

また自分はサラリーマンには
ならなかったので、こうも言われました。

同年代のサラリーマンの3倍でトントン。
サラリーマンは、様々な控除やボーナス、
退職金、厚生年金、企業年金などの優遇があるので、
フリーランス、自営業は、サラリーマンの月給の
3倍稼いで、ようやく一緒だと。

自分はもちろんそうですが、
多くの人が日頃の備えの大切さが
身にしみているのではないでしょうか。

○別の人から、聞いたのは、
 男は30歳までに稼いだ金は全部使えというもの。
 それが30歳以降の財産になり、人間の幅を広げると。
 先日、東京新聞の「この道」の連載で、
 俳優の黒沢年雄さんが登場。
 そこに俳優の森繁久弥さんから、
 「30歳までに稼いだ金は」との言葉を聞いて実践。
 ビル1軒分は使ったなんて書いてありました。
 黒沢さんのブログ、「私の人生」
https://ameblo.jp/kurosawa-toshio/entry-12572131614.html
 


○以前にも書いたが、貯金に関して、
 母から教えてもらったのは、
 造林学・造園学学者の本多静六。
 日比谷公園、明治神宮などの設計、
 造林計画を指揮した人物。
 日本の「公園の父」と言われている。
 「月給4分の1天引き貯金」を元手に株式投資で、
 巨万の富を築いたが、大学定年退官と同時に
 全財産を寄付したことでも知られる。





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