おじいちゃんになった同級生。孫に読み聞かせを行なうも2ページも行かず撃沈。

中学の時の同級生（男子）。
数年前にお子さんに赤ちゃんが
生まれて、お祖父ちゃんになりました。

女性の同級生の中には、さらにもう数年前に
おばあちゃんになっている人がいるので、
不思議ではないのですが、同性に孫ができる
というのは、ちょっとしたショックです。

自分も年をとってしまったというか……。

離れてくらしているので、
いつも会える訳ではないのですが、

このコロナ前には、頻繁に様子を見に
出かけていたよう。

そしてその時にも、使っていたのが、
オンラインのビデオ電話。

Skypeのビデオ電話機能を使って、
お孫さんと「会話」を楽しんでいたそう。

そんな中、同級生の奥さん（つまりおばあちゃん）が
始めたのが、お孫さんが好きという絵本の読み聞かせ。

お孫さんの手元では、お母さんかお父さんがいて、
おばあちゃんが読むのに合わせて、絵本をめくってあげる。
そうするとお孫さんはとても喜ぶんだそう。

いや、すごい時代になったもんですね。

お孫さんの喜びぶりを見て、
奥さんに対抗心を燃やしたのが
おじいちゃん。（同級生）

自分も絵本の読み聞かせをしようと考え、
わざわざ絵本を買い込んで、ひそかに練習。

さて、ビデオ電話当日、何度も練習した
絵本の読み聞かせをし始めたのですが、
お孫さんはなんと2ページもいかないうちに、
「じじ。いらない」と、もう聞くのをやめてしまった
とのこと。

同級生は大ショック。
絵本の選び方が悪かったのか、
それとも読み方が悪かったのか。

小中高の学生時代、国語の時間に
教科書の朗読を指名された時、
先生にはほめられた。
放送部でも、ずっと朗読をしていたのに……。

あわてて会社の同僚、後輩、
お孫さんを持つ同級生たちに
絵本の読み聞かせについて尋ねたのですが、
受けなかった理由はわかりませんでした。

ただ、慰めとなったのは、
赤ちゃん、子どもにとっては、
高い声の女性の方が聞き取りやすいということ。

しかし、孫に読み聞かせをして、
受けているおじいちゃんもいる！

現在、同級生は、孫に受けるために、
YouTube、読み聞かせのサイトなどを
ぐるぐると回り、知識、ノウハウを得て、
毎日、読み聞かせ、特訓中とのこと。

さて、彼の読み聞かせは、
お孫さんに受けるときがくるんでしょうか。

子どもを夢中にさせる 魔法の朗読法

posted with ヨメレバ

山田敦子/村上里和 日東書院本社 2015年11月13日頃

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同級生に教えられて読み聞かせの動画を
見たのですが、いやー、すごく多いですね。

声優さんなど「本職」の人も、
無料で公開しています。
さすがに上手いですね。