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謎解き物。見ている途中で前に見たことに気付く。ついに老化が……。

まだ20代の頃、職場の先輩が、
仕事の後、一緒に飲みに行った時、
こんな愚痴をこぼしていました。

「推理小説。好きなんで若い頃からずっと
読んでいるんだけど、最近、ある作品を
ずっと読み進めて、途中で前も読んだことに
気付いて愕然とした」

そうしたら、その先輩よりさらに上の先輩が、
「まだまだ若いなー。途中や最後で前にも読んだ
と気付くだけまし。自分なんかは、読んでも
気付かず、本棚を整理して、同じ本があることに気付く」

母は、NHKでやる探偵物、例えば
コロンボ、シェーロック・ホームズ、
ポワロが好きでよく見ていました。

これもなんで謎のわかったものを
何度もみるか謎だったのですが……。

今年は、コロンボ、ポワロを
ずっと再放送しています。

自分もこれまでは、一度見たからといって、
再度は、見ていなかったのですが、
試しに見てみて、愕然としました。

有名な作品はさすがにトリック、犯人は
覚えていたのですが、細かいところも含め、
肝心の犯人とそのトリック、その追いつめ方を
全く覚えていなかった作品が次々と。

うーん、ついにきたか。

こうした探偵物、推理物に限らず、
このところ、昔の映画作品(テレビドラマも)を
ずっと見返しているのですが、なんだかとても新鮮。

覚えていると思った映画作品が、
新作のように見えてしまうんですね。

途中で、ああこういったストーリーだった、
次のシーンの映像はこうだったと思い出したりは、
することもあるんですが、それにしても
覚えていないことが多すぎる。

そしてそれは、意外なことに、10代や20代の若いときに
見た作品より、ここ5年、10年くらい前の作品の方が
ひどいんですね。

見ても面白く無かった作品は、記憶から
抹消しているんでしょうか。

昔は面白く思っていなかった作品。
特に自分の場合、サスペンス、アクション物が
好きでは無かったのですが、
最近では、次々と主人公が窮地に追い込まれ、
それをどう克服するかにハラハラドキドキして、
とても楽しめています。

しかしそれらは、前にも余り好きではなかったものの
見ているんですよね。
趣味ではなかったので、記憶に残っていないのかなー。

これはいいことなんでしょうか。

まあ年を取るにつれて、経験、見た本数は多くなるから、
ちゃんと全部を覚えておくのは無理かなー。

しかし中には、監督、出演俳優はもとより、
ストーリー、名シーンなどをしっかりと
覚えている知り合いもいるから、これは、
覚えよう、覚え続けようとする努力が
必要なんでしょうね。

○昔の作品。
 出演者の名前を口に出しながら見る。
 これだけでもかなり違うそう。 

○映画に比べ、音楽アルバムの場合、
 よく聞いた作品はその順番までちゃんと
 覚えていますね。これは単純に繰り返した回数なんでしょうか。



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