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長嶋一茂を後楽園球場に忘れた長嶋伝説。もう笑えないと知人。

現在、テレビなどで活躍している長嶋一茂さん。
日本の野球界の至宝・長嶋茂雄さんの長男です。

読売巨人軍で選手、監督として活躍した長嶋茂雄さん。
伝説とも呼ばれるエピソードがいろいろあります。

自分が個人的に一番好きなのは、
長嶋一茂さんとのもの。


後楽園球場(東京ドームの前)の試合を

父・長嶋茂雄さんの車で連れられて、
見に来た長嶋一茂さん。

その日、長嶋茂雄さんは、
ホームランを打つなど、絶好調。
巨人軍は勝利しました。

試合が終わって、車で田園調布の自宅に帰宅。
リビングに入ったところ、
奥さんから声をかけられました。

「あれ、一茂は?」

そう、長嶋茂雄さんは、子どもを
後楽園球場に忘れてきてしまったのでした。

このエピソードを改めてここに書いたのは、
知人と久しぶりに話をしていて、
これが出てきたから。

まず自分が話したのは、先日、近くの
セブンイレブンに行った時のこと。

急いでいたので、自転車で。

店で買物、通販の支払いなど
いろいろすませた後、店を出て帰宅。

家に着く直前に、店の前に自転車を
忘れたことに気付いたのでした。

こんなこと初めてと知人に。

そうしたら、知人は、
「自転車を忘れるなんてかわいいもの。自分は、
この前、車で出かけて、会合を終えた後、
タクシーに乗って帰ってきた」。

家について、空っぽのガレージの前を通っても
気付かず、翌朝、新聞を取りに行ったときに、
ようやく気付いたとのこと。

お酒を飲んだ訳でもないのに、
車を置いて、帰ってきたとは、
我ながらあきれる、何を考えていたんだろうか。
いや、何も考えていないから、車を忘れて
しまったのだろう。

そうしてもう自分は、あの長嶋茂雄伝説の
一茂後楽園球場置き忘れ事件を笑えないねと。

知人は、その日以来、
自分の車置き忘れのことを
ずっと考えていたと言います。

そんな時に読んだのが新聞記事。

それは、子供を車内に置き去りにして
熱中症などで死なせてしまう事件についてのもの。

こうした事件は、毎年のように起こっていますよね。

知っていて、子どもを車内に置き去りに
という場合もありますが、
中には、子どもが車内にいることを忘れて
放置し、死亡させてしまったというケースも。

後者の場合にあてはまるのは
「展望的記憶の失敗」というんだとか。

展望記憶もしくは展望的億とは、
未来に関して、これからやるべきことや
予定を覚えておくための記憶。

端的に言えば、予定を忘れる「~し忘れ」。



それからネットで調べたところ、
次のようなことに気をつけると
ミス(失敗)を防げるとわかったとのこと。

《ミスを防ぐ ヒューマンエラーの心理学
思い込みはすでにあなたの中にある
静岡英和学院大学短期大学部 准教授 重森雅嘉》
https://www.tkc.jp/cc/senkei/201804_special01

《「15の気づき」
1.いつもと違うことをするときは注意
2.同じパターンが続くときは注意
3.思い込みはすでにあなたの中にある
4.大丈夫ということばかりに目が向く
5.まぎらわしいものは見間違う
6.整理整頓でエラー防止
7.「後で」はできそうだができない
8.「後で」やるためには手がかりをつくる
9.ゆっくりやる
10.同時にたくさんのことに注意できない
11.注意が向かないものは見えていない
12.不安も注意を奪う
13.能力の高い人はプレッシャーに弱い
14.不安は書くと消える
15.同じ事に注意を向け続けられない》

特に
《7.「後で」はできそうだができない
8.「後で」やるためには手がかりをつくる》
ですね。

知人は、「手がかり」=メモを手帳の表紙に貼る、
スマートフォンのアラート、メールを活用して、
エラーを防ぐことにしたとのことです。

うーん、他人事じゃないなー。

2021年10月26日追記
〇長嶋茂雄さんに文化勲章が与えられることが
 発表されました。野球界では初、スポーツ界では
 水泳の古畑広之進さんについで2人目だそう。
 今年は東京五輪での最終聖火ランナーも勤められましたね。

2021年12月9日、追記
以下のような記事が出たせいか、
このエントリーにアクセスが集まっています。
《「父とは、もう13年会っていない」 長嶋一茂が月刊誌に綴ったミスターとの絶縁
「週刊文春」編集部2021/12/08 source : 週刊文春 2021年12月16日号
genre : エンタメ, 芸能, スポーツ》
https://bunshun.jp/articles/-/50577

追記 2023年2月7日
〇またこの記事にエントリーが集まっています。
 ちょっと気になって調べたのですが、
 その日の長嶋茂雄さん。絶好調じゃなく、
 反対だったんですね。
 自分は、どこでこの記憶の取り違えをしたのだろう。

 読売新聞、
 《一茂を後楽園に忘れた理由、歌舞伎を取り入れた守備…
 勇退20年のミスター伝説を「全部読む」 2021/09/28 11:52》

 《 4)長男の一茂(1966年1月生まれ)が幼稚園の頃、
 後楽園球場に連れていった。試合は2三振の4タコ。
 おまけに守備でトンネル。怒り狂った状態でカッカしたまま、
 頭の中は一刻も早く自宅に戻り、地下室でスイングすることしかなかった。
 自分が連れてきた一茂のことはどこかに吹っ飛んでしまった。
 (帰宅して)家内に「一茂は」と聞かれて気がついた。》
https://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/20210921-OYT1T50118/


長嶋茂雄 永遠伝説



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