映画好きの友人が加入している有料衛星放送「ザ・シネマ4K」消滅の危機、家での楽しみ。

映画好きの友人。
学生時代から社会人になってからもずっと、
毎週最低2回は映画館に通っていました。

しかし数年前から、次第にその頻度は
少なくなり、かわりに、自宅で衛星の
有料チャンネルや、動画サイトに加入し、
映画を楽しんでいます。

その彼が加入している衛星放送の一つが、
「ザ・シネマ4K」です。

そう、今、ニュースで話題になっている
東北新社の子会社東北新社メディアサービスが
運営している衛星放送です。

2017年1月に認定を受けたのですが、
放送法で規定されている外資比率20％を
超えていたため、聴聞を行なった後、
免許取り消しとなる恐れが出てきたと
報道されています。

友人は、衛星で4Kという高画質で見られる
「ザ・シネマ4K」が発足後、すぐに加入し、
以来、かなり使っているので、
もし取り消されれば残念と。
（報道によれば、加入世帯は700世帯ほど。
友人宅は、その数少ない一世帯なのですね）

ちなみにNHKBS4K、BS日テレ4Kなどの放送は、
従来の衛星アンテナ設備を設置していて、
4K チューナー、4Kテレビがあれば見られますが、
「ザ・シネマ4K」「WOWOW4K」などは、
新たに対応した衛星アンテナを設置しなければ、
見られません。

友人宅が新しく右旋・左旋両対応の衛星アンテナ、
ケーブル、分波器などを設置した頃は、
まだ業者も慣れておらず、費用もかなりかかったとのことです。
（但し、4K普及のため、政府から半額の補助があった）

これまで、4Kで映画（洋画）を見られるのは
4Kの衛星放送だけで、CMが入らないのは
NHKBS4K、スターチャンネル（CS）、
そしてザ・シネマ4K。

それに加えこの3月からようやく
WOWOWもその仲間入りをしました。

ただ友人に言わせれば、WOWOWの4Kは、
番組表を見る限り、ドラマ、コンサートなどが
一つの４Kチャンネルに編成されているので、
映画が少なく、また放送される映画も、
従来のWOWOWの3チャンネルで放送されたものが
ほとんどなので、ちょっと期待外れとのこと。

友人のためには、ザ・シネマ4Kの放送免許が
取り消されないことを願うのですが、
ちょっとそれは厳しそうですね。

なお友人は、Netflix、
アマゾンプライムなどの
動画サイトにも加入。

衛星放送も含め、こうした
動画サイトから自分の
見たい作品を選んでいるよう。

映画（洋画）好きということもあるのですが、
自然と見るのは、こうした有料放送、
動画サイトばかりになり、日本のテレビ局の
番組を見ることは、ほとんどなくなったとのこと。
（ニュース、スポーツ中継くらい）

世界を相手にし、時間も予算も潤沢にかけた作品に、
日本のテレビ局の作品は、見劣りしてしまうのは、
当然なのかもしれません。

友人は、新型コロナ禍もあるけれど、
自宅がホームシアター化し、今後ますます、
家で全世界の映像作品を楽しむ時代になるのでは
と話していました。

〇映画だけでなく、舞台中継、海外の
　観光名所中継なども放送される時代に。

〇HIS　絶景・大自然/オンライン体験ツアー
https://www.his-j.com/oe/search/T39/

〇ベルリンフィルの高画質、高音質な
　演奏会中継が配信されている。
https://www.digitalconcerthall.com/ja/home
　音声、
　《IIJ、ベルリン・フィルの定期演奏会をハイレゾ音源で無料ライブ配信》
https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2020/1020-2.html

〇Netflixでも４K作品を楽しめる

わが家も、衛星アンテナが30年物の古いものなので、
新しく4K対応のアンテナを設置するか、
ケーブルテレビに加入するか、
フレッツテレビにするか、迷っています。

フレッツ光をすでに導入しているので、
わずかな追加費用で、複数台のテレビで、
アンテナの設置なしで見られる
フレッツテレビがよさそうかなー。