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「母校の名簿作ります。ついては協賛金を……」との電話が掛かってきた。

あなたのお宅には、電話がかかってきますか。

最近は、親戚、友人も携帯かメールになったので、
固定電話にかかってくるのは、商品を注文したお店、
宅配便、そして売込み(近所の買い取り店、
電話を安くするといったものが多い)
くらいになりました。

あ、あと、選挙前なのだからか、機械の音声で、
世論調査もかかってきます。これはちょっと気持ち悪いですね。

なので、固定電話がなると身構えてしまうのですけれど、
先日、電話に出たら、こちらの名前を言い、
自分の母校の名前を告げ、
「〇周年記念に卒業生の名簿を作成することになりました。
私は学校からその委託を受けた〇〇という会社の▼▼と
申します」と告げてきました。

母校の卒業生名簿。
そういえば、十年も二十年も前、
届いて、家にあったような覚えが。
その時は、自分ではなく、母親か父親が応対し、
送ってもらっていたのでした。

で、その電話をかけてきた業者は、
近々、学校から毎年送っている学園通信が届く、
そこにお名前、住所などの情報を記載して
返信していただく紙と名簿の協賛金の振り込み用紙が
入っていると。

こちらは、「名簿は必要ないから」と断ったというか、
告げたのですが、ともかく学園通信を見てくれと。

数日たってから、送られてきました。
見ると言ったとおりに個人情報を記載する用紙と、
名簿の代金(協賛金)の振り込み用紙が入っていました。

えー、1冊、万の単位ですか。
なお名簿を買うと、校章が焼き付けられた
クッキーがもらえるそうで……。

同級生、先輩などに聞いてみると、
やっぱり電話がかかってきていました。
中には、名簿を買うという人も。
まあその人はお金持ちで、学校に、多額の寄付を
しているので、全く不思議ではないのですが……。

昔、お金持ちの叔父さんの家に、
「紳士録(名簿)に掲載しますので
購入しませんか」との業者が来た
という話を聞いたことがあります。

地域の名士のみが載る紳士録に入るということは
名誉なことだと言って、叔父さんは、大枚を支払い、
高級そうな装丁の分厚い紳士録を応接間に置いていた
ガラス扉つきの大きな本棚に収めていましたね。

こうした紳士録、名簿ビジネスというのは、
今でもあるんですかねー。

叔母さんは、この紳士録にのってから、
次から次へと様々な売込みが家にやってきた
と嫌っていたのですが。

こうした名簿は、業者が閲覧し、
セールスに使っていたようですので、
お金を出して、カモネギになるようなものですね。
今から考えると。

それにしても、大部の紙の名簿。
置き場所にも困ると思うのだけれど、
今でもやっぱり立派な形を求める人が
いるんだなー。



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