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「さしこみ」「しゃく」ってご存知。度々起こっていた知人が患っていたのは。

時代劇で若い女性が、突然、道端にうずくまり、
お腹のあたりを押さえながら、
「突然のさしこみが」とか「しゃくが」とつぶやく。

こんな場面を見たことがありませんか。

今晩、久しぶりにわが家で夕食をともにした
友人たちとの会話でこの「さしこみ」の話題が
出ました。

あなたはこの言葉をご存知ですか。
「さしこみ」または「しゃく」は、
いつもは、なんの症状もでないのですが、
突然に、強い腹痛を訴えることを指します。

たいていは、腹部の上の方で、疝痛(せんつう)発作
とも呼ばれているようです。

ひどいときには、激痛のほかに、顔がゆがんだり、
冷や汗が出たり、前かがみで痛みを耐えますが、
それに耐えきれず、七転八倒する場合もあります。
黄疸症状が見られることもあるようです。

自分は幸いに、ちょっとした腹痛はありますが、
そこまでの痛みになったことはありません。

知人の中に、こうした「さしこみ」に
何度も襲われる人がいます。

若い時ではなく、40代も半ばになってからなのですが、
度々、疝痛に襲われるようになりました。
その都度、病院にと思ったのですが、しばらくすると
痛みがなく、また治まると、全く痛みはないので、
そのまま放置していたそうです。

春のある時、会社の健康診断で、医師の
診察、面談があり、「なにか健康面で
気になることはありますか」と尋ねられたので、
この突然起こる「さしこみ」について話したんだとか。

そうしたら医師は、質問をしてきて、
「それが起こるのは、いつ、どんなときですか」と。

知人は、あまり気にしたことがなかったのですが、
ヘビーな食事をしてしばらくした頃に、発生する
ことが多いと気づいたそう。

そこで、医師から、精密検査を受けて、お腹を
中心に検査をしたところ、かなりの量の胆石が
みつかったそう。

過食したり、脂肪の多い食事をしたあと、
その消化の過程でそうした痛みが生じて
いたようです。

そこからは、食事の改善とともに、
幸い、数は多いものの、大きな結石は
なかったので、衝撃波で結石を粉砕する
治療をうけ、たまった結石を体外に出したとのことです。

知人いわく、体の痛みは体からのメッセージ。
その声に耳を傾け、医師の診断をうけるなど、
対処した方が良いということです。

さしこみ、しゃくが続いている方、
お気をつけください。



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