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大学時代の恩師の訃報が届く。

大学時代のゼミのメーリングリストがあります。

このところ、コロナ禍でやりとりは
全くなかったのですけれど、昼過ぎ、
メールをチェックしたら、ゼミの幹事から
恩師の訃報の知らせが入っていました。

毎年1回、ゼミのOB会、さらに同期会など
開かれていましたが、自分はまったく参加せず。

このため恩師とも、
直接の交流は長らく途絶え、
はがきでのやりとりだけでした。

卒業後は、大学時代の専攻とはまったく
異なる分野に進んだので、恩師との接点はなし。

ただ何度か、恩師の専門分野に関する知識が
仕事で必要な時があり、夜分にもかかわらず、
電話したところ、熱心に教えていただいたことがあります。

恩師の優しさに感激したものです。

メーリングリストで回っているので、
同じゼミ生から訃報に対する返事が続々。

仲間の名前と文面を見ると、
意識が一気に大学時代に戻りました。

20~22歳の頃、先生に毎週のように
お世話になり、ゼミで発表し、
卒論も指導を受けて書きました。

手書きの卒論。

今も机の脇のロッカーに入っていて、
たまにそれが目に触れることがあります。

見ると、なんにもわかっていなかったけれど、
これからの人生の時間だけはたっぷりとあった
その当時の気持ちを思い出します。

あれから数十年。

月日はあっという間に流れ去り、
思っていた功績は全くあげられていません。

しっかりと優しく指導してくれた
恩師のことを考えると、後悔ばかり。
先生の教えをいかし、
少しは社会に還元できていたらと。

一方で、今後はまだ長い。
それまでには、先生に報告できるような
自分なりの仕事をしたいと思い返しました。

先生のご冥福をお祈りいたします。



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