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鏡を気にする甥っ子で思い出した鏡を見る効用。

甥っ子が大学入学のため上京してきました。

しばらく一緒にいて
感じたのが、鏡への思い入れ。

外出中はもちろんですが、
家(室内)にいるときも
しょっちゅう鏡を探してみています。

わが家には、風呂場の中に
鏡がないのですが、
すぐに鏡がないのか尋ねてきました。

洗面所には洗面台の上が、
大きめの全面三面鏡がありますが、
キッチンにはありません。

キッチンにもあってほしいということで、
今日、風呂場、キッチンの2ヶ所におく
鏡を買ってきていました。

なんでそんなに鏡が必要なのか。
聞いてみたら、「鏡を見ないと、キレイに
顔が洗えているかどうか確認できないから」。

また外出前などには、髪や顔に
汚れや乱れがないか確認するためにも
必須なんだとか。

おお、やっぱり外見を
気にする年頃だからですね。

この甥っ子で思い出したのが、
小さい頃に世話してもらっていた
おじいさんの言葉。

「朝、櫛目を入れる。鏡を見る」。

これは、朝、起きたら、顔を洗い、
汚れをとり、髪には櫛を入れ、髪型を整える。

一日の生活を始める上で、身だしなみを整えることは、
自分の気持ち、心を正すためにも重要である
という戒めですね。

また鏡を見て、表情、顔色を確認することで、
自分の健康状態も知る事ができると。

祖母の友人であった
神戸在住のお金持ちの架橋の方は、
「何かあったらテを洗う。鏡を見る」
と話していたそう。

これは、手をいつも清潔にする
という衛生面もありますが、
気持ちをリフレッシュする効能も。

鏡を見るのも、身だしなみを確認する
という意味もあるが、自分を客観視でき、
冷静になれるという意味がある。

後になって知ったのですが、心理学などで
鏡を見る効能が研究されていて、
自分の顔を鏡や写真で見ると、
仕事や勉強に対して、やる気がアップする、
ポジティブになるという研究結果があるんだそう。

《鏡を見るとポジティブになる脳科学の根拠
毎朝洗面台に立ってにっこり笑おう
PRESIDENT 2019年2月4日号
篠原 菊紀
公立諏訪東京理科大学情報応用工学科教授》
https://president.jp/articles/-/28063?page=1

《イライラ、不安、後悔…心がザワついたときは
「鏡」を見よう 齋藤孝》
https://www.gentosha.jp/article/13735/


イライラしない本 ネガティブ感情の整理法 (幻冬舎新書)


甥っ子に鏡の存在を言われて気付きましたが、
最近、鏡をしっかり見ていないなー。

今日から、甥っ子を見習って、
鏡をしっかり使い、「自分」と
対面することにしましょう。
(スポーツクラブで、大きな全身鏡を見ていた!)



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