「外から見るより、中にはいって体験」。お金儲けの達人の価値観。

私が日常の記録として書いているブログで、
このところよく登場するのが、
近所のカキ氷店です。

問屋街の端っこにあり、
大きな道に面してはいるものの、
狭い間口の席数5～6席ほどの小さなお店。

そこが冬の一番寒い時期にもかかわらず、
連日、行列が出来る繁盛振り。

当初は、若い女性だけだったのですが、
中高年の姿も見かけるようになり、
最近では、東南アジアなど海外の
旅行客も見かけるようになりました。

この話をあるお金儲けの達人に
したら、彼は一言。

「あなたは、そこでカキ氷を食べましたか」。

恥ずかしながら、行列と店を外から見るだけで、
中に入って、カキ氷を口にしたことはありません。

「なんでそれだけ流行っているお店、しかも
いえのすぐ近くなのに、食べてみようとは
考えないのですか」。

外から眺めるだけではわからない。
実際に店にはいり、食べて、
味、店の雰囲気、店主、従業員を
見て、体験することで、なにか
気付くこと、得るものがある。

その気づきが、自分のため、
また次のビジネス、金儲けの糧、
ヒントとなる。

なのになぜそれをしないのかと。

その達人曰く、話を聞きに来た人に、
ヒント、ためになる情報を与えても、
それを実際に体験し、使い、今後に
生かす人は、話を聞いた人の中で
10％もいない。

せいぜい5％ほど。
体験しても、それをさらに自分のために
いかし、次の行動を起こす人は、
その5％の中のさらに数％。

だから、多くの人は、本当に儲けたり、
成功したいと思っていないのではないか
と疑っていると。

まず
「外から見るより、中にはいって体験」。
「何か気付きを得たら、その気づきを行動につなげる」
「行動を起こしたら、結果を見て、続けたり、
修正して、さらに結果を得る。成功はその繰り返し」。

達人の言葉には説得力がありました。

行動をする。
自分の場合は、カキ氷屋さんで、
カキ氷を食べるところから始めるか。