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「きょうは日蓮聖人のおたんじょうび。2021年にご降誕800年を迎えます」で思い出した小湊旅行。

2018年2月16日、読売新聞の1面下、
「編集手帳」の右側に、日蓮宗の広告が
出ていました。

《きょうは日蓮聖人のおたんじょうび。
2021年にご降誕800年を迎えます。》

鎌倉時代の1222年に安房国片海
(現、千葉県小湊)に生まれました。

12歳で小湊の清澄寺に入り18歳で出家しました。

その小湊に、もうずいぶん前ですが、春先、





友人、先輩、後輩と千葉の外房に
旅行に出かけたことがあります。

その中で訪れた場所の一つが誕生寺。
http://www.tanjoh-ji.jp/

そして鯛の浦。

誕生寺は、日蓮の誕生地に
1276年(建治2)に創建された寺です。

日蓮は漁師の子として生まれましたが、
そのときに、3つの不思議な出来事が起こったそう。

自宅の庭先から泉が湧き出したこと。
浜辺に青蓮華が咲いたこと。
(咲いた砂浜が「蓮華ケ渕」)
そしてすぐ前の海面に大小の鯛の群れが
集まったことの3つです。

鯛の浦遊覧船
http://www.tainoura.jp/

鯛の浦は、遊覧船が出ており、
すぐ目の前の海に出て、船端をたたくと、
無数の鯛が寄ってきます。

このタイは特別天然記念物に指定されています。

本来、タイは深海性で群居しない魚。
なので、そのタイが水深10~20mに群生していて、
人が寄ってくるのはとても珍しいことなんだとか。
(魚の切身をエサとして投げる。自分たちが行った時は
何も投げなくても寄ってきました)

なお特別天然記念物に指定される以前から、
この鯛の浦は、日蓮ゆかりの聖地ということで、
タイは日蓮の化身ということで代々漁民に保護され、
禁漁となっているとのこと。

ガイドさんによれば、
この地の方は、取らないだけでなく、
よそから来たタイも食べないのだそう。

そこから誕生寺に向かったのですが、
参道にあるお土産物屋さんでは、
「鯛せんべい」がお土産として売られていました。

なお中にタイは入っておらず、
タイの形をしているだけ。甘いおせんべいです。

http://kameyahonten.com/?page_id=25
(今、見てみると、昔に比べ、味の種類が増えていますね)

誕生寺では、誕生水井戸、誕生堂が
なぜか記憶に残っています。

タイを供養しているお墓もあり、
そこもお参り。
さらに先輩は、タイをかたどった
お守りを買っていました。

もう一つ、日蓮が生まれた時から、
植わっているという大木があったと
思ったのですが、もしかしたら
清澄寺と勘違いしているのか……。

清澄寺
http://www.seichoji.com/

あ、やっぱり清澄寺の方ですね。

《千年杉》
http://www.seichoji.com/02_15_sennensugi.html

この旅行の時は、ガイドさん。
そして現地での案内役の人が
ついてくれたので、いろいろ知識が得られて
とてもよかったです。

その日は、小湊から離れた
鴨川市内のホテルに宿泊。

イセエビなどの海の幸を堪能したのですが、
もちろんしっかり地元でとれたタイの刺身も
入っていました。

なんだか申し訳ない気持ちがしましたが、
桜鯛ということで、とても美味しかったですね。

2021年といわず、また鴨川、小湊を
訪れてみたいものです。




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