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フィレンツェのグレタ・トゥーンベリちゃん。両親のストロー使用を注意。

2019年の夏休み。

フィレンツェ在住の友人一家が
日本にやってきました。

いつもはお母さんと娘さんですが、
今回はお父さんも一緒。

わが家の近くの両国を回り、
食事をしました。

その中で、

その一家が泊まっている、
やはり友達のお宅で夕食を
ともにしました。

その席で驚いたこと。

それは15歳になる高校生の娘さんが、
えらく環境に目覚めていたこと。

彼女は生まれる前から知って、
年に一度はずっと会っていたのですが、
ここ数年で体もそして、心、精神も大きく
成長したようです。

彼女が心がけているのが、
出来るだけ環境に負荷を与えないこと。

例えば、日本などでも話題になっているストロー。
プラスチックのストロー、レジ袋は海の生物などに
悪影響を与えるので原則使わない。

なので、普段からエコバッグ、そして
マイストロー(金属製?)を持ち歩いています。

食事はヴィーガン。
自宅や祖父母の家でとるとき限定のようですが、
肉、卵など動物や動物が生み出すものは口にしないそう。

ただ外食の場合は、そこまで徹底できないので、
肉、魚、牛乳、乳製品、卵も口にしています。

そして、移動。

イタリアから日本までの移動は、
しょうがなく飛行機でした。

しかしイタリア国内、ヨーロッパ内なら、
基本は電車移動とか。

ただ家族で電車が通っていない時は、
自家用車、バスも使うとのことです。

なお出来るだけ飛行機を使わない
という運動は、ヨーロッパでは
すでに一般的らしく、私が、習っている
イタリア語教室の教科書に、その運動が
出ていました。

こうした彼女の話を聞いていて、
思い出したのが、
グレタ・トゥーンベリさんです。

日本でも、今年9月の国連の
温暖化対策サミットでの演説で
一気に有名になりました。

それまで日本では知っている人は、
多くなかったと思われますが、
ヨーロッパではもう何年も前から
よく知られた存在。

後で確認したら、やはりフィレンツェの娘さんも、
彼女の影響で、環境問題などに関心を持ち、
自分のできることをと活動し始めたとのこと。

それは、決して珍しい存在ではなく、
クラスの多くの人が、かなり環境意識が高いのだそう。

それは、グレタ・トゥーンベリさんと
その運動の影響が大きいとのことです。

実際、家でも父親、母親が使い捨て容器などを
買ってきたり、使っていると娘さんから、
注意を受けるとのこと。

またイタリアに限りませんが、スーパーなどでは、
レジ袋は使わなかったり、すべて有料になっています。

またミネラルウォーターが必須で、
ペットボトルが大量に使われてきた
イタリアですが、これも使わないように
なってきたそうです。

いやー、驚きです。

これからは「グレタ・トゥーンベリ」が
どんどん増えそうです。

〇2018年5月、EUは今年5月、EUは、プラスチック製の使い捨て食器、
 綿棒、ストローなどの流通禁止を含む規制案を発表。プラスチック製の
 飲料容器は規制対象。しかし流通禁止までにはなっていない。

〇2019年5月、EU理事会は使い捨てプラスチック製品禁止法案を採択。
 さらに、
《EU加盟国は下記の目標達成を目指すことで合意した。
プラスチック・ボトル回収率:2029年までに90%
プラスチック・ボトルのリサイクル材料含有率:2025年までに25%、
2030年までに30%》
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/05/53834b4b467aaafb.html

追記、2020年2月11日。
産経新聞
【パリの窓】親を悩ますグレタ現象
2020.2.7 08:01
https://www.sankei.com/world/news/200207/wor2002070002-n1.html





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