80代の知人。暗算の速さに驚く。毎日の訓練で脳は衰えず。

先日、会った知り合いは80代。

もうずいぶん昔から知っています。
さすがに外見は最初にあったときに比べ、
年を感じますが、話のテンポ、話題の巧みさ、
さらに場所、人名などの記憶力、計算力には、
驚かされます。

若い時とまったくと言っていいほど変わりません。

特に、



数字には強く、買物の時はもちろん、
ニュースなどに出てくるデータをすぐに
読み解き、前提が変わったら、こうなる
というシミュレーションを瞬時にこなします。

自分は、計算が余り得意ではないので、
それについていくのに精一杯。

先日も、その頭の回転の速さ、暗算力の
素晴らしさの秘密を聞きました。

それは毎日、自分で気をつけて、
計算をすることだそう。

買物の場合には、買った物の合計はもちろん、
同種の製品の中で、どれがグラム当たりの
単価が安いか、5％割引の場合、いくらになるか、
などなど、電卓を使わず計算していくのだとか。

こうして毎日、日常の中で、計算を意識していると、
衰えないどころか、逆に計算能力が増してくるとのこと。

もともと商売をしていて、上のような計算を日々、
何十件、何百件としていたのですが、悠々自適の
生活の中でも、意識して、計算をしているとのこと。

「頭の中にそろばんを置いて、
常にそれをはじく」

そんな言い方をされていました。

自分もその知人の方のようにはいきませんが、
数字を意識し、計算を心がけようと決意しました。

○あなたは、2980円のお菓子が
　2個いくらかすぐに計算できますか。
　では3個は、4個はいくらですか。

○計算にはちょっとしたコツがあるそう。
　それを覚えるととても楽に早く正確に
　出来るようになるとのこと。

お金の計算と買い物が得意になる　おかねのれんしゅうちょう　おかいもの編

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加藤信巳（知脳教育研究所）/入澤宣幸 学研プラス 2019年09月12日