最近、話題のチェアリング。わが家の近く、隅田川テラスでも。

あなたは、チェアリングと言う言葉、
ご存じですか。

2021年3月9日、読売新聞に
《折り畳み椅子　屋外でのんびり
「チェアリング」人気じわり》
との記事が出ていました。

《チェアリングは、アウトドア用の椅子を持って
散歩に出かけ、気に入った場所で座って、くつろいだり好みのドリンクを
楽しんだりする意味の造語》。

2016年にフリーライターの鈴木直さんと、
小林博之さんの2人が名付けたのだとか。

わが家からすぐ近くの隅田川テラス。
両国橋の下流側右岸は、ファッション雑誌などの
撮影に使われたりする場所ですが、
歩道だけでなく、花壇などもあり、
少し広くなっています。

ベンチや、ベンチ代わりになる階段なども
あるのですが、この場所に、少し前から、
折り畳み椅子を持込み、コーヒーを飲んだり、
読書をしたりなど、くつろいでいる人が増えました。

もう少し下流に行くと、ハゼ釣りなどの人が多く、
そこでも釣りの人が折り畳み椅子に座っていたり、
さらに下流の浜町公園では、バーベキュー広場があり、
その周囲でも、大きめの折り畳み椅子で、
日光浴をしている人もかなり見かけます。

この言葉を造語し、広めたのは上のお二人
かもしれませんが、こうして屋外に椅子を
持ち出して、くつろぐというのは、
多くの人がこれまでやっていたことですね。

屋外での活動が好きな友人は、
仕事、人間関係に行き詰まると、
車で、お台場や、若洲公園などに出かけ、
車に積んだ、キャンプ用の折り畳み椅子を広げ、
景色をぼーっと眺め、気分転換したりしていました。

もうかなり前からですね。

別の友人は、折り畳み椅子がついた
リュックを背負い、あちこちに出かけ、
花見をしたり、川の流れを眺めたりも。

去年は新型コロナウイルスの感染拡大で
お花見も自粛で出来なかった所が多いですね。

そのお花見、以前は、レジャーシートが
多かったですが、ここ数年で、キャンプ用の
椅子とテーブルを持ち込む人、グループが
増えました。

あれも一種のチェアリングかもしれませんね。

地べたに座るより、椅子、テーブルの方が
はるかに楽で寒さも防げますから、
今後はもっと増えるかもしれません。





昨年の緊急事態宣言の時には、自宅のベランダで
チェアリングを楽しんだという鈴木さんの例も
記事では紹介されています。

そういえば、隅田川沿いの
マンションに住む友人宅。
川沿いのベランダを少し改造。

下にウッドタイルを敷いて、
屋外用の雨でも大丈夫な
テーブルと椅子をセッティング。

気分が変わるので、そこで食事、
お茶など長く過ごすようになったそう。

椅子に座り、目線の位置を少し
変えるだけで、
日常を変えてくれるようです。

わが家には、ベランダはありますが、
見えるのは電線とマンションだけなので、
先ほど書いた隅田川テラスでチェアリングを
試してみようかな。

追記　2023年2月7日
〇このエントリーにアクセスを頂いています。
　理由は不明です。
　「チェアリング」。今はどうなんでしょう。
　上にも記した浜町公園。
　ベンチがあり、座るところがたくさんあるのですが、
　それとは別に、折り畳み椅子のついたリュックを
　おろして、座り、ステンレスボトルで飲み物を飲む姿も。