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秘密の壁の穴(隠し棚)を発見。中に入っていたのは思わぬ貴重品。

9月1日、防災の日。
備蓄品を確認、補充したりした
お宅は多いのではないでしょうか。

わが家も、今日に限らず、
その前後に飲料水、カップ麺、米飯、
マスク、トイレットペーパーなどの在庫。
防災リュックの中を確認しています。

そうしたチェックの最中、

倉庫を整理していたら、
スチール棚(リフレクターに似た業務用)の
後ろにつけたボードが緩んでいて今にも
落ちそうなことに気づきました。

人がいるところではないので、
落ちてもそんなに大きな問題は
ないのですが、やはりちゃんとして
おきたくて、前に置いた品物を取り除き、
棚をしっかりと取り付け直すことに。

ねじとワイヤーでとりつけていたのですが、
一度、外した方がとりつけやすいと考え、
一度、全部外しました。

そしたら倉庫の壁が出てきました。
棚のボードで隠されていたのですね。
初めて見る光景。

照明に照らされた壁。
四角い形が浮かび上がっています。
そこだけが周囲と色が違っています。

なんだろうと思って、その上をなでるよう
にさわると、ちょっとだけ動きました。

「あれ、扉になっている」

そう。中に何か入っているような
隠し扉のようでした。
しかし鍵穴とか、取っ手はありません。

色が変わっているところを、トントンと
たたいてみました。
動きます。
端っこの方を叩いてみると、跳ね返ってきます。
今度は、ゆっくりと押し込んでみます。
そうしたらなんと、跳ね返って扉がひらいたのですね。

おおー。
隠し扉、金庫?

そう小さな手提げ金庫が入るくらいの
くぼみがそこにはあり、中に何やら
入っています。

「もしかしてお宝が……」。

茶色くなった紙類。
また少し変色した木の小箱が。

取り出してみると、それは戦前から
戦後の初期の頃の債権、契約書類、
領収書のようなものでした。

債券類は後で調べたら、
すべて無効になったもの。
すなわち価値はなし。

うーん。なぜこんな所に、
古い無価値な書類が入っていたのか。

なぜ誰も気付かなかったのか。

結局、詳細はわからないままでした。
以前他の所を片づけた時は、へそくり
と思われる古いお札や小銭が見つかったことも
あるのですが、そううまい話はないですね。

そういえば、祖母の家でも昔、使っていた
箪笥に隠し棚があり、それをすっかり忘れていて、
預けていて倉庫から新居に運びいれた時に、
何やら音がして気付き、あけたら、古銭などが
入っていたと聞いたことも。

別の親戚宅では、戦前にその家の当代の祖父(2代前)が
建てた古い日本家屋を建て替えのため壊した時に、
やはり壁の一部に隠し扉があったことに気付いたとのこと。

建てた当人が亡くなり、そのことが伝わっていなかったので、
誰も確かめなかったのでしょうね。
そうそう、その隠し扉の中からは、やはりわが家と同じように
古い無効な債券類、銀行の株券が見つかったとのこと。

銀行は相互銀行で、昔は地方でいくつも、
その土地の有力者、商売人などが出資して
設立されたもの。
そこの2代前の人は、出資者の一人だったのですね。
ちなみにその株券は無効でやはり一銭にもならない
ものだったとか。

なかなかお宝発見とはならないですね。

それは別として、
無駄なものを取り除き、整理整頓し、
掃除を行うと言うことは、
物の管理をちゃんとするという意味では、
大事なことだと実感しました。

〇わが家(ビル)の設計図を見てみたが、
 当然ながら、倉庫の隠し戸棚は記されていない。



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