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鬼母の教えで生まれた絵本と低糖質ナスライス。

2022年4月21日、朝日新聞夕刊に、
心打たれる記事が掲載されていました。

《母よ見て、低糖質ナスライス 「鬼」の教え、胸に開発 徳島の絵本作家
有料会員記事 2022年4月21日 16時30分》(有料会員のみ閲覧可能)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15273393.html?iref=pc_ss_date_article

徳島県の絵本作家である原田剛さんが、
野菜のナスを使った米の代用の
低糖質ナスライスを作った
という内容です。

絵本作家の実家は
徳島県阿波市のナス農家。
それなら、
ナスに行き着くのは当たり前かと
思うのですが、そこに行き着く前に、
亡くなったお母さんの鬼の教えが
あったのですね。

まず母の教えがもとになって、
原田さんは、2014年に、
「小学生のボクは、鬼のようなお母さんに
ナスビを売らされました」
との絵本を書きます。

これは実体験がもとになっているのですけれど、
原田さんが、10歳くらいの時、市場では売れない
傷物のナスを、団地で一人で売ってくるように、
母親から言われます。

初日、二日目、全く売れず。
けれど、母は、「明日は絶対に売らなアカンでよ」
と鬼のよう表情で怒ったそう。

3日目、大きな声で売ったところ、次第に売れるようになり、
原田さんは、お金を稼ぐ大変さや面白さがわかったと。

お母さんは、原田さんが14歳の時に53歳で亡くなります。
そして、10歳の原田さんにナスを売らせた理由がわかります。

お母さんは、白血病を患い、自らの死期を悟り、
息子に「生きる方法」を教えるため、心を鬼にして
傷もののナスを、売りに行かせたのですね。

この時の母の厳しいけれど、愛のある教えで、
どんなつらい仕事も乗り越えられたとのこと。

そして、コロナ禍で10㌔太った原田さんは、
ダイエットを決意し、カリフラワーライスを
試したものの、挫折。
以後、様々な野菜を試した中で、ナスが一番美味しいと
わかり、ナスライスを商品化したとのことです。

ナスの皮でお茶も製造。

こちらがナスライスのサイト、
5月9日グランドオープンだそう。
原田さんの大好物カレーライス、
白米に比べ糖質94%オフ、カロリー91%オフ。
抗酸化作用があるというポリフェノール、
また旨み成分たっぷり。
これは良さそう。
https://nasurice.com/

《鬼のような母にナスビ売らされた僕 
やっと気付けた愛情を代用食に有料会員記事
杉田基2022年4月2日 10時51分》
https://www.asahi.com/articles/ASQ3Z5Q0RQ3TPTLC02Z.html#:~:text=%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%AF%E3%80%81%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%82%92%E7%B4%B0%E3%81%8B%E3%81%8F,%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%82%E5%A4%9A%E3%81%8F%E5%90%AB%E3%82%80%E3%80%82

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小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。

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小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。 [ 原田剛 ]





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