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自家製草苺でジャム作り。小さい頃の夢をかなえた知人。

あなたは苺ジャム、お好きですか。

自分が小さい頃は、今のように
ジャム、コンフィチュールの種類が多くなく、
あったのは、苺ジャムとマーマレードくらいでした。

わが家に並んだ苺ジャムは、
市販の紙カップに入ったもの。

あるとき又従兄弟の家をちょうど、
5月下旬の頃に訪れたら、庭の一角に
苺がなっていて、出してもらったトーストには、
その苺を使った自家製苺ジャムが塗られていました。

その味に感激し、わが家でもと思ったのですが、
苺のコンテナですら置くスペースがなく、
あきらめました。

そんな苺ジャムのことをずいぶん昔に、
知人にした記憶があります。

そうしたらその知人も、小さい頃に
食べた苺ジャムの味が忘れられない、
いつか自分の庭で栽培した苺で、
苺ジャムを作るのが夢と教えてくれました。

数年前、都会から少し郊外というか、
地方に引っ越した知人は、ついに
その夢をかなえたそう。

苺の種類はいまどきの大きくて甘いものではなく、
昔ながらの草苺。

イギリス女王ヴィクトリアにちなむ
ヴィクトリア苺。

日本には、オランダ人が伝えたので、
昔はオランダ苺とも呼ばれていたのだそう。
蔓が長く伸びるので、草苺の名前がついたとのこと。

その実は、小粒で赤くて芯までルビー色。
甘さだけで無く、酸味もしっかりある味。

なので生で食べるより、ジャムやソースに
加工した方がより美味しく味わえるんだそう。

酸味があるため、砂糖と酸だけで、
苺に含まれるペクチンでしっかり固まる。
なので、一般的なジャムにあるクエン酸、粉末ペクチン、
(増粘多糖類)を加える必要がないとのこと。

また自家製の苺だと、運搬の必要がないので、
完熟するまで畑で育てることができるため、
余計にそうした添加物の必要がないとのこと。

またハウス栽培のものに比べ、露地栽培のものの方が、
酸味がしっかりあり、濃厚な味なんだとか。
逆にいうとハウス栽培のものは酸味がたりず、
しかも水っぽいので、ジャムにすると、
煮ると水分が蒸発して、目減りが多いとも。

完熟の露地栽培の草苺が出来るのは、5月中旬から2週間。
その時期にとれた草苺をすぐにきれいに洗い、
グラニュー糖のみをふりかけ、しばらく置き、
エキスが出始めたら、すぐに強火にかけ、煮ていくと。

煮るのは大きな銅鍋。
伝導性がよく、全体に火が回りやすく、
短時間で煮上がるそう。

で、ずっと鍋にはりつき、強火で煮ていくのですが、
アクがかなりでる。
それを丁寧に取り除くのが、ジャム作りの一番の仕事。

こうして、自宅の畑で栽培した完熟草苺で自家製苺ジャム。
赤く透き通った透明なできあがり。

トーストに塗るのはもちろん。
夏にふわふわに削れるかき氷器で
削ったかき氷の上にかけても食するそう。

他にもポークソテーのソースに入れるなど、
料理に使うことも。

いやー、なんだか素晴らしいなー。

自分も作ってみたいけれど、
苺作りからは到底まねできないなー。


ムラヨシマサユキのジャムの本


〇茨城県筑西市の鉄炮塚精四朗のジャム
 自家農園で栽培された有機栽培の
 完熟果物を使った手作りジャム。
 保存料・着色料ゼロ。
 こちらの苺ジャムは、上に記した草苺のジャムです。
 筑西市のふるさと納税の返礼品。
 「鉄炮塚 精四朗ジャム3本セット(50セット限定)
https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=420580



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