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小学校。あだ名、呼び捨ては禁止。みんな「さん」付けでと指導。

あなたは、小学校の時、
どんなあだ名で呼ばれていましたか。

自分は、名字を呼び捨てか、
「まるちゃん」ではないけれど、
名前の頭の一文字を伸ばし、
「君」をつけて呼ばれていました。

当たり前過ぎて、面白くないですね。

2022年5月28日、読売新聞夕刊に
《「まるちゃん」「ジャイアン」ダメ?
児童あだ名「禁止」》との記事が出ていました。

《身体的特徴を揶揄するようなあだ名は、

いじめにつながるケースがあるから》と
理由が書かれています。

確かに、あだ名の中には、ネガティブなものがあり、
相手を冷やかしたり、からかったりするものがありますね。

記事にありますが、言われる側がどう受け止めるか。
それが大事ですね。

また記事では大人の世界の名前の呼び方についても。

上司も部下も「さん付け」で呼ぶと
2020年からしたのは、東レ経営研究所。

こうした所、増えていますね。

自分が長年、一年のうち半年だけ、
通っている取引先も、10年以上前から、
役職、年齢、性別などにかかわらず、
すべての人が、原則、「さん付け」で
呼ぶことになっています。

はじめは慣れませんでしたが、
今はこっちの方が当たり前になりました。

ただ外部の人(新規の取引先、業者)と
初めて話すときは、例外的に役職名で話すとのこと。
最初からみんな「さん」だと、相手がとまどうからだとか。

「さん」で呼び合うのは、フラットな感じがして
いいのですが、ずっと仲良くなってもそのままだと、
距離があるという感覚がします。

これは昭和世代だからなんでしょうか。
若い20代の人に以前、この「さん付け」について
聞いた時、「違和感がない。上下の感覚を感じないでいい」
と肯定的な意見がほとんどだったのが、印象的でした。

また小中高の出席簿は、自分たちは、男女別で
男性が先、女性が後でしたが、今時は、
ほぼ男女混合。男女の区別がありません。
この辺りも、現代の若者の意識を
形作っているのかもしれません。

最近は、全然開かれていませんが、
同窓会などでは、学校時代に戻ります。
となると、あだ名で呼び合うことに。

不思議と、本名よりも、あだ名を
覚えていることが多く、
すっと出てきますね。

やっぱり特徴をとらえたものが、
あだ名になることが多いからでしょうか。

転校してしまった同級生について話した時、
本名の「藤本」で言ってもわからなかったのに、
あだ名「カッパ」で言うとすぐにわかったり。

ただ今から考えると、「カッパ」と言われた方は、
すごくイヤで、やめて欲しかったと思って
いたかもしれませんね。

そういえば、先生にもあだ名をつけていたなー。
さすがに先生の前ではそのあだ名では呼ばないけれど、
生徒同士の間では、あだ名で呼んでいたなー。

あだ名をつけられた先生は、そうでない先生に比べ、
みんなから慕われていたという印象が。

自分はあだ名をつけるのは全くダメだったけれど、
クラスの中には、「まさにぴったり。特徴を十二分に
捉えている」とうなるコピーライターがいたなー。

お笑いの有吉弘行がブレイクした理由の一つが
「あだ名づけ名人」でしたけれど、
つける方は、かなりのセンスが必要とされますね。

いろいろなことに配慮しないといけない時代に
とどまっていれば、まだ名人も能力が発揮できるけれど、
あだ名自体も禁止されれば、どうしようもありません。

「あだ名付け名人」も生まれなくなる時代。
寂しい気分になるのは、前時代の価値観を
変えることができないからでしょうか。



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